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在宅医療における褥瘡管理を科学する24~

  • 22 時間前
  • 読了時間: 2分
#感染創#褥瘡の治療法#デブリードマン#壊死組織#創の洗浄#細菌検査#臨界保菌状態#クリティカルコロナイゼーション#スルファジアジン銀#銀イオン被覆材#創傷管理#在宅医療#訪問診療#日本褥瘡学会#感染徴候
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感染の「4徴候」を見のがさない
感染の「4徴候」を見のがさない

創部の感染は、次の4つのサインを手がかりに早期にとらえることが大切です。これらが観察された時点で細菌の定量検査を行い、原因菌を特定して有効な薬剤を選ぶことで、早い治療開始につながります。

🔬 なぜ早めの細菌検査が有効なのか

  • 感染菌を特定できるため、有効な薬剤を的確に選択できる

  • 結果として、早期の治療開始が可能になる

感染創処置のポイント

感染創の処置は、以下の流れを重点的に行います。

処置の流れ

「感染」と「臨界保菌状態」の違い
「感染」と「臨界保菌状態」の違い

創部の細菌は、いきなり「感染」に至るわけではありません。その手前に、細菌が増加して治癒を妨げ始める 臨界保菌状態(クリティカルコロナイゼーション) という段階があります。この段階で食い止めることが、悪化を防ぐカギになります。

洗浄が基本、消毒は症状に合わせて📖 日本褥瘡学会「褥瘡予防・管理ガイドライン(2009年)」より
洗浄が基本、消毒は症状に合わせて📖 日本褥瘡学会「褥瘡予防・管理ガイドライン(2009年)」より

洗浄のみで十分であり通常、消毒は必要ないが、明らかな創部の感染を認め、滲出液や膿苔(のうたい)が多いときは、洗浄前に消毒を行ってもよい ―― とされており、症状に合わせて消毒を行うべきという見解です。

つまり、日常のケアでは洗浄が基本であり、消毒を一律に行う必要はありません。ただし、明らかな感染徴候があり滲出液や膿苔が多い場合には、洗浄前の消毒を検討します。

壊死組織は細菌の培地。病態に合わせたデブリードマンが必要
壊死組織は細菌の培地。病態に合わせたデブリードマンが必要
  • 感染の4徴候(発赤・疼痛・局所熱感・腫脹)を早期にとらえる

  • 徴候が出たら細菌の定量検査で原因菌を特定し、有効薬剤を選ぶ

  • 処置は「洗浄→壊死組織除去→細菌検査→薬剤投与→汚染防止」の流れ

  • ケアの基本は洗浄。消毒は感染・膿苔が多いときに症状に合わせて

  • 銀含有製剤は、重篤な感染ではなく臨界保菌状態を抑えるときに使う


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