top of page
逗子、葉山、鎌倉、横須賀、横浜市金沢区の在宅医療

神奈川県逗子市桜山2-2-54
TEL 046-874-9475
FAX 050-3145-2736
平日9時~17時
検索
【高齢者の失神を防ぐには?】転倒と筋力・血圧の関係を知る
高齢者の約3割が、1年間に1度は「転倒」を経験するといわれています。その中でも、 約30%が「失神」が原因 とされているのをご存じでしょうか? 今回は、なぜ高齢者は失神しやすいのか、そしてどうすれば防げるのかを、医療現場からの視点で解説します。 ✅...
6月21日読了時間: 3分


若年性アルツハイマーと向き合う日々~在宅療養の継続を支えた一つの薬~
若年性アルツハイマー型認知症を患うAさん(70代前半・女性)は、数年前から記憶力や言語機能が低下し、徐々に日常生活への介助が必要となっていました。特にここ1年は会話も難しくなり、食事は全介助、歩行も手引きが必要という状態。加えて、ご家族が最も悩まされたのが「BPSD(行動・...
6月18日読了時間: 4分


幻聴と妄想に悩まされていた高齢患者さんが、レキサルティで落ち着いた話
ある患者さんのお話です。 ショートステイで過ごしていたある日、廊下から「やっぱりこいつだ」という男性の声が聞こえたと訴えました。 ご自宅に戻ってからも、天井から声が聞こえるようになり、天井に向かって「面と向かって言え」などと話しかけるようになったそうです。加えて、押し入れを...
6月16日読了時間: 2分


パーキンソン病を科学する24~【パーキンソン病治療の選択肢】在宅医療で支える“その先”の治療とは?
― さくら在宅クリニックの取り組み ― ■ パーキンソン病治療の基本とその次の選択 パーキンソン病治療の中心は**L-ドパ製剤(ドーパミン補充療法)**ですが、それだけでは長期的な症状コントロールが難しくなることがあります。 そんなときに重要となるのが、...
6月15日読了時間: 2分


環境変化が引き起こすBPSDへの薬物対応 〜在宅医の現場から〜
施設入居や入退院のタイミングなど、環境が大きく変化したことをきっかけに、認知症の行動・心理症状(BPSD)が急激に悪化することがあります。 例えば──施設の窓から飛び出してしまった方、介護者の首を絞めた方、ドアを蹴ったり椅子を投げたりしてしまう方。当院でも、こうしたケースに...
6月6日読了時間: 3分


尿路感染症(膀胱炎)の診断と治療 ― JAMAレビューから在宅医療での実践まで ―
JAMA誌に、 在宅診療・外来における尿路感染症(UTI)の診断と治療に関する重要なレビュー論文 が掲載されました。私たち在宅医にとっても遭遇頻度の高い“いわゆる膀胱炎”への対応について、非常に実践的な知見が示されています。今回、そのエッセンスをまとめました。 🔎...
5月18日読了時間: 3分


褥瘡を科学する28~在宅医療における「褥瘡ケア」の重要性
限られた環境でも、高い判断力とケアを 在宅医療の現場では、ベッド上で長時間過ごす患者さんが多く、**褥瘡(じょくそう:床ずれ)**の予防と治療は日常的な課題です。特に在宅では、病院とは異なり使用できる医療資源が限られているため、...
5月13日読了時間: 2分


褥瘡を科学する27~浸出液コントロールの基本:なぜ、どんな液が出ているのかを知る
褥瘡や創傷のケアにおいて、「浸出液(しんしゅつえき)」の量や性状を的確に評価することは、治癒に向けた第一歩です。浸出液は、傷の状態を映し出す「鏡」のようなもの。適切にコントロールすることで、感染を防ぎ、治癒を早めることができます。 浸出液の量によって変わるケア戦略 ■...
5月12日読了時間: 2分


褥瘡を科学する26~外用薬の保管方法と使用期限について 〜創傷ケアを安全に行うために〜
在宅医療の現場では、褥瘡(床ずれ)やさまざまな創傷のケアに外用薬を使うことが多くあります。しかし、効果を最大限に引き出すためには 保管方法や使用期限を守ること がとても大切です。 今回は、実際によく使用される外用薬「アクトシン軟膏」と「フィブラストスプレー」について、保管や...
5月11日読了時間: 1分


褥瘡を科学する25~褥瘡におけるポケットと浸出液対策 ― 外用薬の選び方と注意点
ポケット(窩)が形成され、浸出液が多い褥瘡に対して軟膏を使用する際には、 ポケット内に軟膏が残存してしまうことで感染リスクが高まる 点に注意が必要です。 また、壊死組織の除去(デブリードマン)を行いながら、 高い吸収力を持つ外用薬...
5月10日読了時間: 1分


褥瘡を科学する24~【在宅医療での外用薬使用の注意点】~ゲーベンクリーム編~
在宅医療の現場で頻用される ゲーベンクリーム ですが、使用にあたってはいくつかの注意点があります。 ◆ 壊死組織への塗布時は「量」に注意 ゲーベンクリームを壊死組織に使用する際は、 ガーゼへ浸透してしまうことを想定し、十分量を塗布する...
5月9日読了時間: 2分


褥瘡を科学する23~外用薬の使用で気をつけたい3つのポイント
褥瘡や創傷の治療において、外用薬の選択とタイミングは治癒経過に大きく影響します。以下のような点に注意が必要です。 ✅ 壊死や感染の兆候が残っている場合は、肉芽形成や上皮化を促す薬は使わない 創部に感染や壊死組織が残存している段階で、治癒を促すタイプの外用薬を使用すると、かえ...
5月8日読了時間: 2分


褥瘡を科学する22~深い褥瘡の治療方針と外用薬の選び方
深い褥瘡(じょくそう)に対する治療方針、そして創面の状態に応じた外用薬の選択は、とても重要な判断です。適切な処置を行うためには、「どの薬を、どのタイミングで、どう使うか」の見極めが求められます。 ▼ 具体的な外用薬の使い方や、実際の症例に基づいた詳しい解説は、当院の...
5月7日読了時間: 1分


褥瘡を科学する21~深い褥瘡・創傷に対する外用薬の治療戦略
深い褥瘡や複雑な創傷への対応では、適切な外用薬の選択と使用手順が極めて重要です。私たちは、科学的根拠に基づいた治療戦略に則り、患者さんごとの状態に応じて柔軟に対応しています。 ▼ 具体的な外用薬の使い方や症例の解説 については、当院の公式サイトおよびYouTubeチャンネル...
5月6日読了時間: 1分


褥瘡を科学する14~在宅医療における褥瘡治療の基本
深い褥瘡などの 慢性創傷 では、まず「治癒を妨げている要因」を正しく見極めることが非常に重要です。 そして、その 最優先の阻害因子 を取り除くために、最も効果的な 主薬の機能 を選択していく必要があります。 単に創傷に薬を使うのではなく、「何が治癒を妨げているのか?」に焦点...
4月29日読了時間: 1分


褥瘡を科学する13~外用薬について知っておかなければならない理由
在宅医療において、**褥瘡(じょくそう)**への対応は非常に重要なテーマです。なぜ外用薬についての知識が求められるのか?その一番の理由は、 最初に褥瘡に気づくのは看護師(Ns)であり、最初に初期対応を行うのも看護師である からです。...
4月28日読了時間: 1分


褥瘡を科学する11~感染創にはドレッシング材を使わない!?
~在宅医療の現場からお伝えします~ 感染を起こしている創傷(感染創)には、通常のドレッシング材は使用しません。代わりに、 毎日の創部洗浄 と、 抗菌作用を持つ外用薬 による局所療法を中心に治療を行います。 感染がある場合、ドレッシング材で覆ってしまうと菌の温床となり、かえっ...
4月26日読了時間: 1分


褥瘡を科学する9~トップドレッシングを使うときのポイント
~湿潤環境と感染対策に配慮を~ 褥瘡(床ずれ)などの創傷管理において、 トップドレッシング(2次ドレッシング)は重要な役割を果たします。使用時には、創部を適切な湿潤環境 に保ちつつ、 感染管理 にも十分注意を払うことが必要です。これは、創傷治癒を早め、患者さんの負担を軽減す...
4月24日読了時間: 1分


褥瘡を科学する8~褥瘡ケアの基本:ドレッシング材は「滲出液の量」で選びましょう
褥瘡や慢性創傷のケアにおいて、ドレッシング材(創傷被覆材)の選択はとても重要です。その中でも特に意識したいのが「滲出液(しんしゅつえき)」の量です。 滲出液が多い場合には吸収力の高いドレッシング材、少ない場合には保湿性を重視したタイプが適しています。逆に、滲出液の量に合って...
4月23日読了時間: 1分


褥瘡を科学する7~ドレッシング材、きちんと使えていますか?
褥瘡ケアの基本は「状態に応じた適切なドレッシング材の選択と使用」です。 在宅医療の現場では、資料にあるようなさまざまなドレッシング材を活用することが可能です。ただし大切なのは、 それぞれのドレッシング材の特性を理解し、創部の状態や大きさに合わせて正しく使用すること...
4月22日読了時間: 1分
bottom of page