パーキンソン病を科学する6②~αシヌクレイン仮説とプリオン病の共通点
- 賢一 内田
- 11 分前
- 読了時間: 2分

神経難病の新たな理解に向けて
パーキンソン病やレビー小体型認知症と深く関わるとされる「αシヌクレイン」。このタンパク質が、ある意味で“感染性”を持つかのように脳内を伝搬していくことが、近年の動物実験で明らかになっています。
例えば、αシヌクレインを脳内に注入すると、周囲の神経細胞へと次々に広がっていく様子が観察されました。さらに、腸管周囲の神経から延髄、仙髄といった中枢神経系への“逆行性伝搬”も確認されています。
このような挙動は、異常プリオンタンパク質の伝播様式と極めてよく似ています。すなわち、αシヌクレイン仮説 ≒ プリオン仮説 という図式が、現在の研究で支持されつつあるのです。
神経難病の解明が進むことで、将来的な予防や治療への手がかりとなることが期待されています。
👉 チャンネル登録はこちら内田賢一の在宅医療チャンネル - YouTube
🏠 当院について「さくら在宅クリニック」は、逗子・葉山・横須賀・鎌倉エリアを中心に、神経難病やがん末期などに特化した在宅医療を提供しています。医師・看護師・ケアマネジャーなどが連携し、安心してご自宅で療養できるようサポートしています。
🔖 関連ハッシュタグで情報チェック!#パーキンソン病 #オンオフ現象 #ウェアリングオフ#ドパミン製剤 #ドパミンアゴニスト #MAOB阻害薬 #COMT阻害薬#ニュープロパッチ #在宅医療 #神経難病 #αシヌクレイン仮説#さくら在宅クリニック #逗子市 #内田賢一

Comments