11月27日1 分認知症を科学する5高齢者とりわけ軽度認知症(MCI)とされている方において認知症が悪化したとして 相談受ける場合の多くは、せん妄と呼ばれる病態です。これは認知症いわゆるアルツハイマー病の増悪とは明らかに異なります。せん妄とアルツハイマー病の違いは、上記資料に示しましたが、せん妄の原因としては...
11月26日1 分在宅医療における褥瘡治療在宅医療は医療的側面が下がり、ケアやサポートという比率が高医療です。 ただし、病状によっては医療的な側面が上がります。 上記の画像はリウマチ性血管炎にて膝上より下肢切断を診断された患者さんです。 北関東でお一人で住まわれていて、息子さんのいる地へ転居し、足は切りたくないとの...
11月26日1 分認知症を科学する4認知症に移行する前状態として軽度認知症(MCI)と呼ばれる病態が存在します。 このMCIに認知症薬を投与すると、どうなるか? 結果は副作用出現率が認知症薬>プラセボという結果でした。 つまり、MCIに対しては治療薬存在しないということが現実です。...
11月25日2 分認知症の妙薬2前回運動による認知症予防効果について触れたのですが、逆の研究結果がBMJ. 2017 Jun 22;357に掲載されています。 内容は認知症を発症した患者とそれ以外の参加者の間で、追跡期間中の1週間あたりの総運動時間、低強度の運動をした時間、中~高強度の運動をした時間を比較...
11月25日1 分認知症を科学する3認知症診断は、除外診断にて行われます。 認知症のような症状を呈する疾患をまず除外します。 そして、65歳以上の記憶力は病歴と心理検査が重要です。 重要なことは1年という単位でアルツハイマー病へ移行することは無いという認識です。...
11月24日1 分認知症を科学する2高齢化に伴い認知症患者が増えるのは、説明可能ですが 資料見て頂くと分かる通り、血管性・詳細不明の認知症は横ばいにも関わらずアルツハイマー病の患者数が激増してます。 特に1999年から激増しており、この年は世界初の認知症治療薬であるアリセプトの処方された年です。この当時、同薬...
11月23日2 分認知症予防の妙薬その1アルツハイマー型認知症治療薬「アデュヘルム」のニュースが駆け巡りましたが、治療効果、治療適応、費用などまだまだ夢の薬でないというのが実感です。自身、年齢と認知機能のギャップのある方には、個人的によく3つの質問を20年近くしています。それは職業、食の指向、そして運動習慣です。...
11月23日1 分認知症を科学する1まず、認知症という病気は存在しません。 これは、あくまで言葉の定義上の問題ですが、認知症は症候群です。分かりやすく言えば認知症は、様々な病気から成立する病態を含めた病気と定義されます。 ICD-10という国際傷病分類の定義を紐解きますと上記資料のように記されています。...
11月22日3 分在宅診療における胸水管理について在宅診療において担癌患者さんには胸水貯留に伴う呼吸苦ある患者さんがいます。最近在宅診療において胸水の排液(間歇的、持続的いずれも)を行う患者さんが増え、常に当院でも胸水ドレナージ行う患者さんがいる為、少しまとめてみます 胸水貯留の患者さんにおいて医療的に在宅で行えるのは ①...
11月22日1 分褥瘡を科学する31浸出液の多い褥瘡に関しては、資料のように処置することが重要です。 在宅医療 | さくら在宅クリニック | 逗子市 (shounan-zaitaku.com) #在宅医療医に必要な褥瘡治療に関する知識 #逗子、葉山、横須賀市、鎌倉市、横浜市の在宅医療