top of page
逗子、葉山、鎌倉、横須賀、横浜市金沢区の在宅医療

神奈川県逗子市桜山2-2-54
TEL 046-874-9475
FAX 050-3145-2736
平日9時~17時
検索


在宅医療を科学する34~在宅診療で命を救う「スナップ診断」:大動脈解離を見逃さないための3点チェック
在宅医療や往診の現場では、病院のような精密検査がすぐには行えません。しかし、致死的な疾患である「大動脈解離」の中には、病歴と「疑う目」さえあれば、その場で判断し迅速な対応につなげられるものがあります。 今回は、往診現場で実践すべきアクションプランと、診断のポイントをまとめます。 1. 反射的に確認すべき「3点セット」 大動脈解離を疑う場合、まずは以下の3項目を即座にスクリーニングします。 突然発症の「裂けるような痛み」 : 胸背部から肩甲間部、顎や腹部へと移動するのが特徴です。 胸部X線での縦隔(じゅうかく)陰影の拡大 : 立位での縦隔幅が 8cm を超えているかを確認します。 左右上腕の血圧差(20 mmHg以上) : 両腕で同時に、または連続して血圧を測定します。 2. 在宅X線(レントゲン)撮影のコツ 現場での画像判断を確実にするための「押さえどころ」は以下の通りです。 基準画像(コントロール)を作っておく : 初診時にベースラインのX線を1枚撮影しておくことで、将来の急変時に比較が可能になり、見逃しを減らせます。 臥位(ねころんだ状態)
27 分前読了時間: 2分


在宅医療を科学する33~在宅診療の現場で「大動脈解離」をどう見抜くか?命を救うアクションプラン
在宅診療において、大動脈解離は「見た瞬間」に分かる症例もあれば、詳細な病歴と「疑う目」がなければ簡単に見逃してしまう症例もあります。限られた機材の中で迅速に判断を下すための、実戦的なスクリーニングとアルゴリズムを解説します。 1. 疑うべき「3項目」即時スクリーニング 往診現場で以下の臨床サインを確認した場合、大動脈解離の可能性を強く疑う必要があります。 突然発症の「裂けるような痛み」 : 胸背部から肩甲間部、頸部、顎、腹部へと痛みが移動することがあります。これまでにない激痛に加え、冷汗などの自律神経兆候を伴うのが特徴です。 左右上腕の血圧差(20 mmHg以上) : 腕頭動脈や鎖骨下動脈の狭窄でも起こり得ますが、胸背部症状を伴う場合は直ちに画像評価が必要です。 嗄声(させい:声のかすれ)や嚥下痛 : 上行大動脈から弓部にかけて縦隔が拡大し、反回神経を圧迫している兆候です。 陽性尤度比(LR+)による判断の確信度 上記3項目すべて該当: LR+ ≈ 66 (極めて高い確率で解離) 2項目該当: LR+ ≈ 5.3 2. 在宅X線(レントゲン)画
40 分前読了時間: 2分


大動脈解離を見逃すな!
症例1 症例2 先月は当クリニックにて立て続けに2例大動脈解離を経験しましたので、緊急往診にて自宅で撮影したレントゲンを共有いたします。幸い2症例とも破裂前に受診、搬送し事なきを得て一安心しております。症例1の病歴は①胸を掴まれる様な感じ、②冷や汗、③喉の痛み、④嗄声で、少...
2024年12月8日読了時間: 2分


大動脈解離を見逃すな!
症例1 症例2 先月は当クリニックにて立て続けに2例大動脈解離を経験しましたので、緊急往診にて自宅で撮影したレントゲンを共有いたします。幸い2症例とも破裂前に受診、搬送し事なきを得て一安心しております。症例1の病歴は①胸を掴まれる様な感じ、②冷や汗、③喉の痛み、④嗄声で、少...
2024年9月1日読了時間: 2分
bottom of page