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誤嚥性肺炎を科学する68~食形態の工夫、リクライニング、頸部回旋といった代償法を用いることがある。デメリットもあるため、十分な評価と観察をしながら進めよう
代償法 リクライニング・頸部回旋による誤嚥リスク軽減の技術 Message 食形態の工夫、リクライニング、頸部回旋といった代償法を用いることがある。デメリットもあるため、十分な評価と観察をしながら進めよう 摂食嚥下障害の程度や症状によって、代償法といわれる手法を要することがあります。代償法には食形態の調整を含みますが、食形態の工夫については第6章「3つの工夫 ①食形態」(70〜79ページ)で解説しましたので、本項では 食形態の工夫以外の代償法 について説明します。 リクライニング 背もたれを使い体幹を背側に傾けることで、食塊や水分が咽頭の背側(後側)寄りを通過しやすくする手法です。 体幹後傾位 とよぶこともあります。 🧠 メカニズム 気道は体幹の腹側(前側)に位置していますので、飲み込むものを背側(後側)に移動させることができれば 誤嚥するリスクを軽減できる という効果を期待して実施します。咽頭残留が多いような摂食嚥下障害でリクライニングを用いると、残留した食塊や水分が嚥下後に喉頭に侵入しにくくなります。嚥下反射惹起が高度に遅延しているような場
1 日前読了時間: 4分


誤嚥性肺炎を科学する66~摂食嚥下機能によい影響をもたらす薬剤もある。ACE阻害薬やドパミン産生亢進薬は、嚥下反射惹起・喀出の感度にかかわるサブスタンスPの濃度を高める
よい影響をもたらす可能性のある薬 サ ブスタンスP・ACE阻害薬・ドパミン産生亢進薬と摂食嚥下機能 Message 摂食嚥下機能によい影響をもたらす薬剤もある。ACE阻害薬やドパミン産生亢進薬は、嚥下反射惹起・喀出の感度にかかわるサブスタンスPの濃度を高める 薬剤の副作用には、悪いものだけではなく、 よい影響をもたらす可能性がある薬もあります。 前項(90〜93ページ)まで、摂食嚥下機能に悪影響を及ぼす可能性のある薬剤について述べました。この項では副作用が摂食嚥下機能にとってよい面をもつ薬剤を紹介します。 サブスタンスPの役割 誤嚥性肺炎の予防や発症に関連する神経伝達物質(神経興奮に関連する物質)として、 サブスタンスP というペプチド(アミノ酸が連結した物質)が注目されています。サブスタンスPは中枢神経・末梢神経の終末に存在していて、感覚神経の感度調整に役立っています。 中枢神経(脳幹)末梢神経終末(咽頭・喉頭・気道)サブスタンスP嚥下反射惹起喀出(むせ)感度 📌 摂食嚥下との関係: 咽頭のサブスタンスPは 嚥下反射惹起 、喉頭・気道のサブス
3 日前読了時間: 5分
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