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高齢者に多い「腹部の皮膚炎」──実は夏場に要注意!

  • 執筆者の写真: 賢一 内田
    賢一 内田
  • 3 分前
  • 読了時間: 2分

高齢者において、腰が高度に曲がっている場合(亀背と言います)、腹部の皮膚が折りたたまれるように重なり、垢や汗により雑菌や真菌が繁殖し皮膚炎を起こすことがあります。乳房の下も同じようにただれやすいです。特に汗をかきやすい、これからの時期によくみられます。

診察時には、腹部の皮膚を伸ばして観察することが必要です

高齢者において、腰が高度に曲がっている場合(亀背と言います)、腹部の皮膚が折りたたまれるように重なり、垢や汗により雑菌や真菌が繁殖し皮膚炎を起こすことがあります。乳房の下も同じようにただれやすいです。特に汗をかきやすい、これからの時期によくみられます。病態としては臀部のIADと同じと考えます。

診察時には、腹部の皮膚を伸ばして観察することが必要です。

清潔を保つために、毎日、清拭するかお湯で洗ってもらい、プロペトを塗布するように指示しました。2週間後にはすっかり良くなりました。

この方はプロぺトで良くなりましたが、場合によっては、ステロイド外用剤や抗真菌薬が必要になることもあります。

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私たち**さくら在宅クリニック(逗子・葉山・横須賀・鎌倉)**では、高齢者の入浴・生活環境の整備から、神経難病や終末期ケアまで、安心してご自宅で過ごしていただけるよう全力で支援しています。

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