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逗子、葉山、鎌倉、横須賀、横浜市金沢区の在宅医療
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11 時間前読了時間: 1分
がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 82
少し戻りまして胆道がん、膵がん患者に一般在宅医が遭遇するケース 胆・膵がんは予後不良で、長期に元気な症例は少ない ●胆道の問題:胆管炎、狭窄や閉塞による黄疸 再発や進行に伴う症状 ●肝転移やリンパ節転移による閉塞性黄疸...
1 日前読了時間: 1分
がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 81
今回から婦人科系がんに関して詳述します 婦人科がん ●子宮頸がん ●子宮体がん(子宮内膜がん) ●卵巣がん・原発性腹膜がん ●化学療法はすべて、カルボプラチン+パクリタキセル 子宮頸がん ●婦人科がんで最多・発症年齢は、子宮体がんよりも若い...
2 日前読了時間: 1分
がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 80
膵がんの治療は 切除出来る場合は ü切除後補助化学療法6カ月 üS-1またはゲムシタビン単独 切除不能の場合は 化学療法は状態の良好な患者(PS0-1)だけに有効であり 最新レジメン(FOLFINOX)で生存期間中央値11カ月...
3 日前読了時間: 1分
がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 79
膵臓がんには下記のような特徴があります ①悪性度が高い致死的ながん ü予後の改善が20年間あまりない üがんによる死因4位 ü生存期間中央値 (切除例:18カ月/切除不能例:6カ月) ②有効なスクリーニングはなく早期発見が難しい...
4 日前読了時間: 1分
がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 78
胆のう癌の治療は 切除可能:切除を行います。 ・切除後補助化学療法のエビデンスはない膵がんや転移がんに準じてS-1などが施行されることもある ・切除後再発が多い 切除不可能:化学療法を行います。 治療の中心はシスプラチン+ゲムシタビンS-1単剤ゲムシタビン単剤 であり...
5 日前読了時間: 1分
がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 77
胆のうがんについてここから述べていきます。 胆のうがんは、有効なスクリーニングはなく早期発見が難しいがんです。 高リスク患者としては、 原発性硬化性胆管炎先天性(膵胆管合流異常、胆道拡張) などが挙げられます。 早期発見が難しいがんですが、乳頭部がんだけ、早期より閉塞性黄疸...
6 日前読了時間: 1分
がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 76
肝がん治療患者さんに対する在宅医療医の対応 局所治療患者 ・肝機能が良好であれば健常者とほぼ同じ ・肝機能や腫瘍の進行をフォローする 肝機能不良患者 ・進行した肝硬変・肝不全による問題が多い ・がんの治療が十分にできないため予後不良 VEGF阻害薬:使用中の患者...
1月10日読了時間: 1分
がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 75
肝がんの治療において 薬物療法としての殺細胞薬がほとんど効きません。 VEGFマルチキナーゼ阻害薬:ソラフェニブ、レゴラフェニブ に関しては ※レンマニチブも奏功する 著効は期待できず進行が緩徐になる Child-Pugh分類C,PS3-4の患者は適応せず緩和ケア検討...
1月9日読了時間: 1分
がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 74
肝がんの治療の治療においては、 肝硬変や慢性肝炎などが基礎にある残存肝機能Child-Pughの分類にて治療適応決定されます。 具体的には、Child-Pughの分類 A > B > Cにより決定され軽度⇒重度となります。...
1月8日読了時間: 1分
慢性難治性疼痛に対する脊髄刺激療法を科学する10
急性帯状疱疹の 9-14% が帯状疱疹後神経痛へ移行すると言われています。 第一選択薬としては三環系抗うつ薬になります。 帯状疱疹後神経痛を一度発症すると完全に痛みを取り除くことは難しく、もう一つの治療せんたくとして脊髄刺激療法も検討されるかもしれません。...
1月8日読了時間: 1分
がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 73
今回から 肝がんについて詳述していきます。 肝細胞がん:HCC:hepatocellular carcinomaは一般的に言われる『肝がん』と言われる病気であり、 肝内胆管がん: 胆道がんの1つとして同様に治療され ・高リスク症例にはスクリーニング (3~6カ月ごと)...
1月7日読了時間: 1分
がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 72
食道がんの症状・合併症として がんの進行・再発による症状は 食欲不振➤体重減少➤疼痛➤倦怠感➤PS低下 食道が閉塞すると嚥下不可能となり唾液が口角から垂れ流しとなります ・骨転移による骨痛 ・肝転移:肝障害、皮膚伸展痛、黄疸 You...
1月6日読了時間: 1分
がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 71
食道がん患者の再発に関して ・局所再発:頸部や縦郭内に再発 無症状(フォローの検査で発見される) 嚥下障害、疼痛、気道狭窄による呼吸困難 肺、骨、肝臓などへの転移が多い ・内視鏡治療後に再発や新規病変が出現する 症状や内視鏡フォローが必要 ・再発しても根治できることがある...
1月5日読了時間: 1分
がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 70
食道がんについて、さらに各論です。 ・内視鏡などの検診で早期に発見できる ・ 免疫チェックポイント阻害薬が有効です ・ 症状がある患者は進行がんで予後不良*T3(外膜浸潤)以上 ステージにより5年生存率は下記の様になります You...
1月4日読了時間: 1分
がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 69
今回から、またがん各論に少し戻ります。 まず、 食道がんについてです。 解剖は 〇下咽頭と胃の間 〇外側は外膜で気管、大動脈、心膜、椎体などに接する→浸潤しやすい 〇切除には開胸・開腹を要す→高侵襲、体力の低下が大きい そして、日本と米国で病態・治療が異なります 日本は...
1月3日読了時間: 1分
がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 68
高カルシウム血症の治療に関して続編です ループ利尿薬 脱水の補正完了後の輸液継続中に投与 カルシウム値の低下を促す 骨髄腫では利尿薬の使用は控える(骨髄腫腎の危険) カルシトニンとステロイド 腎機能に関係なく使用可能 カルシトニンは副作用や禁忌が少ないが48時間連続使用する...
1月2日読了時間: 1分
がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 67
高カルシウム血症の治療は 脱水の改善が必要です 高カルシウム血症は脱水を誘発して、脱水によって増悪します この場合、生理食塩水にて血管内脱水を改善します 具体的には下記のように行います 1日3L程度の尿量確保 当日の輸液は大量(24時間で3~4リットル) ...
2025年1月1日読了時間: 1分
がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 66
高カルシウム血症の症状として 便秘、嘔気・嘔吐、倦怠感、食欲低下などが挙げられます。 さらに症状が進むと、いらいら、意識障害、筋力低下などの症状が出現します。 診断に関しては 簡易補正値=実測値4-アルブミン値 ➤14以上または症状あり:緊急治療...
2024年12月31日読了時間: 1分
がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 65
高カルシウム血症 原因としては、下記が挙げれます ●がんの骨転移・浸潤:骨の融解 ●扁平上皮がん:PTH-related protein ●リンパ腫など:活性化ビタミンD過剰産生 *肉芽腫性疾患、副甲状腺亢進症、末端肥大症も同じ機序...
2024年12月30日読了時間: 1分
がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 64
緊急検査と治療を要する薬剤障害について述べていきたいと思います。 インフュージョンリアクション・アナフィラキシーについては、即座に症状発現するとされていますが、自身は1週間程度経過してからの症状発現も経験しています。 また...
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