後頚部ハイドロリリースによるめまい・複視の改善例 ~解剖と臨床の交差点~
- 賢一 内田
- 5月11日
- 読了時間: 2分

私自身、某SNS上で「ハイドロリリース研究会」を主宰しております。メンバーは現在、約1,000名に迫っており、日々、海外文献や最新知見を共有しております。なお、内容の専門性とプライバシー保護の観点から、非公開の研究会としています。
最近、非常に興味深いハイドロリリースの応用例がYouTubeにて紹介されていました。
🎥【紹介動画】
【JNOS第19回ウェビナー(2020/12/26)】「第1回 メタファシリテーション・事実質問~問診と医療面接への活用~」>「主訴の分析・精密な診断」👉 YouTubeリンク(検索推奨)
💡紹介された症例の概要
症状:後頚部圧痛、複視、めまい
処置部位:頭半棘筋・大後頭直筋に対するハイドロリリース
考察:後頭下筋群は外眼筋と協調的に働くとされ、この部位にコリや緊張が生じると、**SEM(衝動性眼球運動)**を介してめまいや複視などの症状を引き起こす可能性があるとのことです。
🧠 東洋医学との接点も
この後頚部の部位は、いわゆる「K点」や「風池(ふうち)」といった頭痛・眼精疲労のツボにも重なるエリア。解剖学的・東洋医学的観点の両面から、非常に示唆に富んでいます。
🩺 めまい患者に後頚部ハイドロリリースは有効か?
在宅診療においても「めまい」の訴えはよく見られます。その際に後頚部の圧痛の有無を確認し、もし圧痛があれば、同部位にハイドロリリースを検討してみてもよいかもしれません。副作用が少なく、即時的な変化を得られる可能性があります。
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