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在宅医療における褥瘡管理を科学する10~同一体位の有害性をやさしく解説
#褥瘡予防#同一体位#体位変換#仰臥位#ファーラー位#座位#背抜き#AHCPRガイドライン#ギャッジアップ#在宅医療#さくら在宅クリニック 同一体位の有害性とは 体重と組織の負荷 骨の突出した仙骨部は、仰臥位で体重の44%がかかるといわれ、褥瘡が生じやすい部位とされています。身体に圧力が加わった場合、骨に近い部位ほど強い圧力を受け、皮下組織が少ないほど血流量は低下します。 このデータから、外力が組織に及ぼす影響がうかがえます。 体位変換は除圧以外にも内臓機能を正常に保ち、循環障害、肺炎、関節拘縮や変形を予防し、心理面でも効果的です。安全な体位とは心身ともに満ち足りた体位です。 体位と生理学的要素との関係 体位と生理学的要素との関係を次に示します。仰臥位からファーラー位、座位へと体を起こしていくにつれて、呼吸・循環の状態は次のように変化します。 ※左:仰臥位(座位から離れる)の状態/右:座位に近づくにつれての変化 体位 仰臥位の身体への影響 AHCPRガイドライン(仰臥位) 体位 座位の身体への影響 ファーラー位・セミファーラー位の身体への影響 食
6月27日読了時間: 2分


在宅医療における褥瘡管理を科学する1~在宅での褥瘡予防・管理の基本
Point 優先すべき予防の基本は、生活支援を合目的的に行うことである 褥瘡ケアにおいては、エキスパートの勘や経験だけでなく、エビデンスに基づいた処置を行う 褥瘡管理では、圧迫・ずれの除去、皮膚の保護、栄養管理など、看護・介護技術を重視する 1 褥瘡予防・管理の基本 褥瘡予防の基本は生活支援を合目的的に行うことである 褥瘡予防のケアは、外力の除去、食事への援助、そしてスキンケアという普段の生活支援を合目的的に行うことである。 ● 褥瘡予防・管理の基本 褥瘡の治療は、一般的な創傷管理の原則に従えばよい 創傷管理の原則は以下のとおりである。特に、褥瘡が他の創傷管理よりも時間と技術が必要となるのは、壊死組織の除去とポケットの治療である。 褥瘡予防・管理を円滑に行うポイント 1)褥瘡予防 必ずケアプランに褥瘡予防を入れ込む ケアプランには積極的に褥瘡予防を組み込むことが必要。「要介護3、または日常生活自立度ランクB以上」の人にも褥瘡発生がみられることから、臥位ばかりでなく座位時の発生にも注意する。適切な体圧分散用具を選択する。ケアマネジャーは家族から皮
6月17日読了時間: 5分


誤嚥性肺炎を科学する51~要介護者の座り方──骨盤を立てた姿勢と「背抜き・尻抜き・足抜き」で誤嚥・褥瘡を防ぐ
#ポジショニング#要介護者の座り方#骨盤管理 #誤嚥予防#摂食嚥下障害 #ずっこけ座り #褥瘡予防#背抜き尻抜き足抜き #在宅ケア#介護技術 要介護者の座り方──骨盤を立てた姿勢と「背抜き・尻抜き・足抜き」で誤嚥・褥瘡を防ぐ Message 左右の坐骨と尾骨の3点で座り、骨盤が立った状態になるように姿勢調整しよう 着衣の乱れ・たわみが姿勢の崩れにつながるため、「背抜き」「尻抜き」「足抜き」を行おう 座り方には、①ベッド上で座る場合、②椅子・車いすに座る場合、の2パターンがありますが、基本となる考え方は同じです。ベッド上では下肢の位置が高くなりやすく、 膝の下にクッションを詰め込みすぎると股関節が屈曲し腹圧が上がりますので注意 してください。 骨盤が立っているか ベッド上で食事をとる方には、自分で体位を変換できない方が多く、 褥瘡発生のリスクも高い と考えられます。まず「骨盤がずっこけていないか(仙骨で体重を一番支えていないか)」「圧の左右差がないか」をチェックします。 ◎ 安定した座位 坐骨(骨盤最下部の骨、左右にある)と尾骨の 3点で座る...
3月17日読了時間: 3分


座位中心の生活で悪化した臀部の褥瘡が、クッション変更で改善!
👤 80代男性/要介護高齢者 🔍 状況とご相談内容 ケアマネジャーさんより、「 お尻が赤くてなかなか治らない 」とのご相談がありました。すでに 低反発マットレス と クッション は導入済みとのことでしたが、臀部の発赤が持続しており、改善傾向が見られない状況でした。...
2025年7月12日読了時間: 2分


「褥瘡にガーゼ」は最悪の処置?その理由を解説します
褥瘡(床ずれ)の処置として「ガーゼを当てておけば安心」と思っていませんか?実は、 褥瘡にガーゼを当てることは、最悪の処置になり得る ということをご存じでしょうか。 今回は、「なぜガーゼ処置が褥瘡にとって逆効果なのか?」を、褥瘡の発生メカニズムと傷の治り方から解説します。...
2025年6月25日読了時間: 2分


創傷ケア(スキン テア、褥瘡、下肢潰瘍)を科学する⑥~80代男性にみられたスキンテアとケアの工夫
~抗凝固薬内服中の皮膚脆弱性に注意~ 今回は、80代男性・Bさんのケースを通して、**スキンテア(皮膚裂傷)**への対応と予防についてご紹介します。 📌 事例の概要 Bさんは抗凝固薬を内服中で、上肢に紫斑がみられるなど 皮膚の脆弱性が高い状態...
2025年6月14日読了時間: 3分


褥瘡(じょくそう)に対する進化した湿潤療法「開放性ウエットドレッシング療法」とは?
病院勤務時代、術後の創部治癒が遅れそうな患者さんには「カラヤヘシブ」という高機能な創傷被覆材を使用していました。非常に優れた素材ですが、コストが高く、一般には入手困難なため、在宅や褥瘡治療では使いにくいのが現実です。 一方、褥瘡に対しては家庭で簡便に実践できる「ラップ療法(...
2025年4月17日読了時間: 3分
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