ハイドロリリース(筋膜リリース)を科学する17~筋膜の重要性 〜無視されてきた「シャフト」の役割〜
- 賢一 内田
- 3月19日
- 読了時間: 2分

筋膜は、長らく解剖学や生理学においてあまり注目されてこなかった存在でした。しかし、筋の出力は筋単体で行われるものではない ことが、解剖図を見ても明らかです。
例えば、上腕の筋出力は「Superficial back arm line」という筋膜の連続性と力伝達システムによって支えられています。 このつながりを考えれば、筋膜と筋肉が協調することで強い出力が生まれることが一目瞭然です。
筋肉=エンジン、筋膜=シャフト
筋肉をエンジンに例えるならば、筋膜はその力を伝えるシャフト のような役割を担っています。エンジンがいくら強力でも、シャフトが機能していなければパワーは伝わりません。同様に、筋膜が適切に機能していなければ、筋肉の力を十分に発揮することは難しいのです。
適切なケアが不可欠
この「シャフト」である筋膜は、適切なケアを必要とする組織です。過度な使用(オーバーユース)や、逆に使わなすぎること(アンダーユース) は、いずれも機能不全や損傷の原因となります。だからこそ、筋膜のケアを意識することが重要なのです。
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