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逗子、葉山、鎌倉、横須賀、横浜市金沢区の在宅医療

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高齢者の誤嚥性肺炎を予防する方法とは? #高齢者 #誤嚥性肺炎 #予防
在宅医療における高齢者において肺炎は非常に起こりやすい感染症の一つです。人は無意識に嚥下をしてますが、これは何も食事をしているときばかりでなく、寝ている時も唾液などを無意識に嚥下しています。嚥下をするという機能も脳からの命令で行われているものであり、様々な機能低下の一貫とし...
2024年2月10日読了時間: 2分


がん緩和ケア医療を科学する27
消化器系に癌の在宅療養において、時に大きく問題となるのが 腹部膨満感のです。 そしてそ原因は腹水だけではなく対処法が様々です。 主な原因だけでも下記のようなものがあり イレウス・サブイレウス 便秘 腫瘤の圧迫 尿閉 などが挙げられます。...
2024年2月10日読了時間: 1分


乾燥剤として作用する皮膚ケア製品「ヒルドイド」の弊害
ヒルドイド(ヒルドイドソフト軟膏やヒルドイドソフトクリーム)が皮膚に対し乾燥剤として作用していることがよく分かる症例を提示したいと思います。 90代男性。両足関節前面に非常に強い乾燥があり、痒みもあった患者さんです。皮脂欠乏性湿疹の診断で、ヒルドイドが塗布されていました。...
2024年2月9日読了時間: 1分


がん緩和ケア医療を科学する26
せん妄の薬 Up Date 在宅医療においてせん妄の治療は、非常に難しい場合が多いです。 抗精神病薬を軸に決めては睡眠薬(BNZ)併用、軽症は抗うつ薬併用の3点セットで治療します ・死亡直前の終末期せん妄は90%の患者に生じ、家人・スタッフの強いストレスとなる...
2024年2月9日読了時間: 1分


在宅医療で効果的な傷洗浄法!生理食塩水の利点とは?#在宅医療 #傷の治療
当クリニックでは、褥創や傷を洗浄する際には水道水で良いと考えてますが、より痛みが生じないように、生理食塩水で洗うことを推奨しています。 生理食塩水は血漿浸透圧と同等な浸透圧を持ち、組織に対する刺激が少ないためです。 病院でよく行われているのが、点滴の生理食塩水に18G針を刺...
2024年2月8日読了時間: 1分


がん緩和ケア医療を科学する25
癌疼痛のある患者にステロイド投与は推奨されるか? という問いに上記のような効果が期待できます。 自身は糖尿病、感染などの使いにくい理由がない限り、全例にデカドロン4mg,8mgを投与します。 ガンという身体の中で高い炎症反応伴う高サイトカイン血症の病状では、多くの場合ステロ...
2024年2月8日読了時間: 1分


突然の全身の痛みに!リウマチ性多発筋痛症の原因とは? #リウマチ性多発筋痛症
リウマチ性多発筋痛症(polymyalgia rheumatica:PMR)は、急性発症の頸部、肩、臀部などの著しい痛みとこわばりを特徴とします。私自身、脳外科医としての勤務医時代には脊椎の手術と外来も行っていたのでこうした症状の患者を沢山診ておりました。本疾患は診断されず...
2024年2月7日読了時間: 2分


がん緩和ケア医療を科学する24
鎮痛補助薬のポイントは 私見ですが ・膵癌の腹腔神経叢浸潤、脊髄神経-末梢神経圧迫に鎮痛補助薬は有効 ・眠気:ミロガバリン<<プレガバリン などが重要と考えます。 You Tubeにて在宅診療の知識を学んでみませんか?☟より...
2024年2月7日読了時間: 1分


がん緩和ケア医療を科学する23
癌疼痛のある患者に対して オピオイド+抗うつ薬、抗痙攣薬、抗不整脈薬、ケタミンは推奨されるか オピオイドの増量にて充分な鎮痛が得られない場合が時にあります。自身は骨肉腫などの筋骨格筋系の悪性腫瘍にて疼痛管理に苦慮した経験が多く、そうした場合ケタラールなどのを併用して有効な鎮...
2024年2月6日読了時間: 1分


がん緩和ケア医療を科学する22
呼吸困難の時Up Date! 抗不安薬・オピオイド・ステロイドの3点セット!(内服困難時はミダゾラム注も) とりわけ在宅診療において肺がん、COPDの末期などでは鎮静が重要です。 自身はミダゾラムによる鎮静が速やかに行えることがとても重要と考えており、薬液詰めなどの時間含め...
2024年2月5日読了時間: 1分


がん緩和ケア医療を科学する21
緩和医療で欠かせない持続皮下注射(CSI: Continuous Subcutaneous Injection)ですが、持続静脈注射と同等の効果で、かつ血管確保の必要がない簡便な投与経路であることが重要です。 注意すべきは下記の2点があります。...
2024年2月4日読了時間: 1分


がん緩和ケア医療を科学する20
高度腎機能障害のある患者において、どのオピオイドを使用すればよいか?は時に生じる問題です。 高度腎機能障害のある患者(eGFR30未満)の癌疼痛患者においてはフェンタニル、ブプレノルフィンの投与が推奨されます。注意して投与可能は、トラマドール、オキシコドン、ヒドロモルフィン...
2024年2月3日読了時間: 1分


がん緩和ケア医療を科学する19
ROOにはアブストラル舌下錠,イーフェンバッカル錠があります。舌下と頬部に置く違いありますが経粘膜から投与します。 幾つかの注意として ①原則経口モルヒネ換算のベースをバッカル錠は30mg/日以上、舌下錠は60mg/日以上使用 ②バッカル錠は50 or...
2024年2月2日読了時間: 1分


がん緩和ケア医療を科学する18
癌突出痛のある患者に対してどのオピオイドの投与が推奨されるかに関しては、 ・疼痛の突出痛のある患者に対して速放性製剤(経口ヒドロモルフォン・オキシコドン・モルヒネ、モルヒネ坐剤、オピオイド注射剤ボーラス)によるレスキューの投薬を強く推奨されます。...
2024年2月1日読了時間: 2分


がん緩和ケア医療を科学する17
モルヒネが呼吸困難に効くという根拠論文は下記ですが Effects of morphine on the dyspnea of terminal cancer patients J Pain Symptom Manage. 1990 Dec;5(6):341-4....
2024年1月31日読了時間: 1分


がん緩和ケア医療を科学する16
肺がん・肺転移の患者さんの呼吸困難に対して モルヒネは呼吸困難のエビデンスが多く蓄積されているが、モルヒネのみ投与とせず必ず鎮静も併用することが重要です。 モルヒネの内服から持続皮下へ早めにスイッチすることが肝であり、タイミングは内服できなくなってからは遅いことに気を付ける...
2024年1月30日読了時間: 1分


がん緩和ケア医療を科学する15
医療用麻薬の使い方に関して私見ですが 1.内服できるかどうか 2.オピオイドナイーブか、既に使っているのか 3.時期:治療中か、抗がん剤を終了し時か、終末期か 4.症状:痛みの度合い、痛みの性状 5.状態:腎機能障害、肝機能障害などの患者さんの身体状態、服用しやすさ...
2024年1月29日読了時間: 1分


がん緩和ケア医療を科学する13
*タペンタドールの特徴 消化器症状の少ない麻薬 モルヒネ、ヒドロモルフォンと同様のグルクロン酸抱合 ※SNRI作用を持つオピオイド=神経障害性疼痛に有効 *メサドンの特徴 難治性疼痛に有効 You Tubeにて在宅診療の知識を学んでみませんか?☟より...
2024年1月28日読了時間: 1分


がん緩和ケア医療を科学する14
神経障害性疼痛への対処法として、リリカ、タリージェ、サインバルタを使いこなすことが必要と考えます。 ※リリカ、タリージェの鎮痛機序は、疼痛を引き起こす神経伝達物質の抑制でありサインバルタの機序は下行性抑制系の賦活化です。➤使用方法としては、タリージェは眠前5mgから開始問題...
2024年1月28日読了時間: 1分


がん緩和ケア医療を科学する12
*チトクロームP450による分解であり、CYPによる薬物相互作用がない 肝臓でグルクロン酸抱合される *ヒドロモルフォンの代謝物に活性がないため体内に蓄積されない *患者さんが飲みやすい(間違えにくい) *呼吸障害にも効果あり(私見) You...
2024年1月27日読了時間: 1分
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