top of page
逗子、葉山、鎌倉、横須賀、横浜市金沢区の在宅医療

神奈川県逗子市桜山2-2-54
TEL 046-874-9475
FAX 050-3145-2736
平日9時~17時
検索


高齢者の入浴中の突然死を防ぐためにできること(高齢者の入浴リスクと予防法)
冬場は高齢者が入浴中に突然死する事故が多いと言われています。 今回はそのメカニズムを解説し、そうならないためにはどうしたら良いのかについて解説します。 脱衣所や浴室が寒くなっていると、血管が収縮し、血圧が上昇します。 →お風呂に入り、体が温まると、今度は血管が広がり血圧が低...
2024年12月26日読了時間: 3分


下腿浮腫に関係する薬3つ(リリカの浮腫副作用に要注意!)
むくみは内科的な原因(心不全、腎不全、低栄養など)であることが多いですが、整形外科で処方される薬が原因のこともあります。 処方される薬で、下腿浮腫に関係する薬をまとめてみます。 ① リリカ めまい、傾眠などの副作用が有名ですが、浮腫の副作用もあります。リリカによる浮腫発生...
2024年12月25日読了時間: 1分
訪問診療で最も大切なことは?(在宅療養の判断における食事摂取量の重要性)
訪問診療で患者さんに聞く質問で一番大事なのはなんでしょう? 私は「食事はとれていますか?」だと思っています。 バイタルサインが正常で、食欲が低下していなければ、在宅療養は続けられると大まかに判断できます。 一方、食欲が低下していれば、感染症が起こっているのか、心不全が悪くな...
2024年12月23日読了時間: 2分


パープルバッグ症候群とは:在宅医療と尿路感染症
長期に尿道カテーテルが留置されている患者さんで、尿バッグが紫色であることを気にしている患者さんがいました。 これは、紫色採尿 バッグ症候群(Purple Urine Bag Syndrome)とよばれていますが、特に気にする必要はありません。 尿バッグが紫色になる機序は…...
2024年12月22日読了時間: 2分


高齢者の身体的拘束を考える:転倒リスクと尊厳の保持
Give me liberty, or give me death !( われに自由を与えよ,しからずんば死を) この言葉は アメリカ独立戦争 の 開始 にあたり,ヴァージニア植民地協議会で,パトリック=ヘンリが叫んだ言葉だそうです。小学生の時にお婆ちゃんが買ってくれた...
2024年12月21日読了時間: 2分
アムロジンについての深いい話
降圧薬として非常に汎用されている、カルシウム拮抗薬であるアムロジピン(商品名:アムロジン、ノルバスク)は降圧薬としてよく処方されますが、意外な副作用があるので注意が必要です。このことを知らないと、薬の副作用を薬で抑えようとする、いわゆる「処方カスケード」につながってしまいま...
2024年12月20日読了時間: 2分


ベルソムラ錠からデエビゴ錠への変更について(オレキシン受容体拮抗薬:睡眠への新たなアプローチ)
昨今、ベンゾジアゼピン系睡眠薬の問題(依存、認知機能低下、転倒リスク増など)が言われるようになってきており、それに代わる睡眠薬として、より副作用が少ないタイプの睡眠薬を処方しています。 そのなかの一つに、オレキシン受容体拮抗薬があります。覚醒に関与するオレキシン受容体に拮抗...
2024年12月19日読了時間: 2分


敗血症は皮膚を診る
敗血症の定義は、「感染症で臓器障害が起きていること」です。 敗血症は早く対応しなければならず、そのためには、臓器障害が始まっている徴候を見抜かなければなりません。バイタルサインに加えて、身体所見としては、意識障害、尿量低下、皮膚の所見に注目します。...
2024年12月18日読了時間: 1分


排便性失神繰り替かえす高齢者について
最近の症例ですが、排便に伴い意識消失がある患者さんを施設入所中の患者さんにおいて経験しました。 排便の状況としては毎日少量ずつ出て、3~4日に1回大量に出る。便の性状は硬めで、摘便が必要なこともある。排便後に意識がもうろうとすることが月に1回くらいある。 前医の下剤の処方:...
2024年12月17日読了時間: 2分


薬の過剰投与リスクを回避!高齢者の腎機能チェック#コッククロフト・ゴールトの式
高齢者は腎機能が低下している方が多く、腎臓で代謝される薬を内服した場合、薬の血中濃度が上がってしまうため、腎機能によって薬の量を調整する必要があります。腎機能が低下しているかどうかが分かるのは血清クレアチニン値ですが、クレアチニンは筋肉の代謝産物のため、筋肉量の少ない高齢者...
2024年12月16日読了時間: 2分


がん性皮膚潰瘍の臭いと治療方法~がん性皮膚潰瘍臭に対するロゼックスゲルの適正使用
画像は転移性腫瘍が皮膚上に表在化して自壊したものです。 こうしたがん性皮膚潰瘍の処置について、当クリニックはロゼックス®ゲルを頻用しますので、これについて詳述します。 がん性皮膚潰瘍の病態 がん性皮膚潰瘍は、皮膚に浸潤もしくは転移・再発したがんが体表面に現れ、潰瘍化した状態...
2024年12月15日読了時間: 3分


気管切開患者さんへの朗報~持続吸引器「アモレSU1」の使用経験
気管切開をして人工呼吸器を装着している患者さんは、自分の力では痰が出せませんので、適宜、気管内の痰の吸引が必要です。 人工呼吸器などを使用している患者様を自宅で看る際の一つ、ネックがカニューレ吸引があります。 *呼吸の通り道の掃除のイメージです...
2024年12月14日読了時間: 3分
後頚部のハイドロリリースでめまい改善!? #在宅医療
私、某SNSでハイドロリリース研究会なるものを主催しておりメンバーは、もうすぐ1000人近くとなります。ただ、海外の文献などの共有をかなりしているので、非公開研究会としております。最近下記のようなハイドロリリースの応用がYou tube上にありました。...
2024年12月13日読了時間: 2分


ヒルドイドは保湿剤なのか?
ヒルドイドソフト(ヘパリン類似物質軟膏)は保湿剤としてよく処方されています。 また、美容目的に処方を希望する人が急増したことにより、必要な人に届かなくなるなど、社会問題にもなりました。 そもそも、ヒルドイドソフトは保湿剤なのか?について、 夏井先生のサイト...
2024年12月12日読了時間: 2分


喘息・COPD併存:ACOの特徴と治療法
喘息×COPDの併存するACOとは ACOとは、ぜんそくとCOPDの特徴を併せ持つ疾患「ぜんそく・COPDオーバーラップ」です。 基本的には「40歳以上で気管支拡張薬吸入後の1秒率が70%以下」 COPDでありながら、ぜんそくの既往やいまなお変動性(日内、日々、季節...
2024年12月11日読了時間: 2分
高齢者に対するモビコール配合内用剤の使用について(在宅医療での高マグネシウム血症リスクへの対応)
高齢者の便秘について浸透圧性下剤としては酸化マグネシウムを処方し、特に問題は感じていませんでしたが、昨今、高マグネシウム血症の問題が言われるようになってきています。 ※血清マグネシウム濃度と症状 血清マグネシウム濃度の正常範囲は1.8~2.6mg/dL...
2024年12月10日読了時間: 2分


大動脈解離を見逃すな!
症例1 症例2 先月は当クリニックにて立て続けに2例大動脈解離を経験しましたので、緊急往診にて自宅で撮影したレントゲンを共有いたします。幸い2症例とも破裂前に受診、搬送し事なきを得て一安心しております。症例1の病歴は①胸を掴まれる様な感じ、②冷や汗、③喉の痛み、④嗄声で、少...
2024年12月8日読了時間: 2分
在宅診療においてせん妄の治療への習熟は非常に重要です
在宅診療においてせん妄の治療への習熟は,認知症患者さんを自宅で診れるか否かの重要な要素でもあります。そうした中でお勧めの良書、というかこれを頼りにせん妄に対する治療行っています『せん妄診療実践マニュアル 井上真一郎 羊土社』。本の帯には、「日本をリードする岡山大学病院精神科...
2024年12月7日読了時間: 2分


栄養管理にお悩みの高齢者へのおすすめ経管栄養剤#ラコールNF
イノラス 187.5ml 300kcal (1.6kcal/mL) ヨーグルト りんご コーヒー いちご エンシュア・H 250ml 375kcal (1.5kcal/mL) バニラ コーヒー 黒糖 バナナ メロン ストロベリー 抹茶 エンシュア・リキッド 250ml...
2024年12月6日読了時間: 1分
高齢者の脱水評価と在宅医療~高齢者医療は脱水との戦いです
以前勤務していた病院の看護師さんのお母さんが痩せ薬として飲んでいたのが、利尿剤だったという笑えない話を聞いたことあります。ボクシングなどでも計量前にサウナで脱水となり計量に挑むのは有名な話です。高齢者医療においても脱水との闘いは大変です。最近では夏場はクーラーをつけて熱中症...
2024年12月5日読了時間: 2分
bottom of page