2023年7月9日1 分がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 97脳腫瘍について詳述します 患者数は、圧倒的に転移性>>原発性です。 転移性とは脳に転移してきた腫瘍であり、原発腫瘍としては肺、乳>消化器>原発不明の頻度となります。 ※予後は原発腫瘍の状態で決まる 原発性とは脳から発生した腫瘍であり、...
2023年7月8日1 分がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 96泌尿器がんにおいて在宅医療医が注意することは、下記に挙げられます 腎がん ü画像で偶然発見される ü切除後は健常人と同じ ü分子標的薬と免疫療法の副作用に注意 尿路上皮がん ü再発が多い ü進行がんは胃がんなどの経過と 同様に予後不良 生存期間中央値1年 前立腺がん...
2023年7月7日2 分慢性心不全の終末期医療以前の経験した患者さんです。 90代の男性で5年前に心筋梗塞を患いカテーテルの治療受けましたが、左心機能不全にて治療抵抗性の慢性心不全でしたが、ご自宅で生活させていました。その後発熱に伴う意識障害、体動困難にて入院となり高齢の奥様に説明し急変時は無理な延命治療しないという意...
2023年7月7日1 分がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 95精巣がんは、過去には若年男性死因の第一位でしたが現在は転移がんも化学療法で根治可能 *一部のハイリスクは予後不良 (non-seminomaで縦郭原発、肺以外の臓器転移、腫瘍マーカー異常高値) SeminomaとNon-seminomaに分類 Seminoma...
2023年7月6日3 分在宅医療と抑制高齢者の在宅医療において家族の負担となる一つの理由は、不穏などの症状です。 もちろん陽性症状として大声あげて外にでる、物を投げたりするなどの症状ある場合は、ある程度内服による管理必要と考えています。但し、少しふらつくからベッド上というのは高齢者の廃用を進めるものであり、好ま...
2023年7月6日1 分がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 94前立腺がんの治療として、転移がん(遠隔、リンパ節)について詳述します。 ホルモン療法 すべて男性ホルモンテストステロン産生を抑制する治療 除睾術…手術で両側睾丸を切除 LH-RHアナログ(ゴセレリン、リュープロレリン) →初期に抗アンドロゲン薬(ピカルタミド、フルタミド)を...
2023年7月5日2 分高齢者が夜間不穏になった場合認知機能が低下した高齢者が入院すると、かなりの確率で不穏となります。そうした場合、安全の為抑制し薬にて鎮静します。こうした処置にて徐々に身体が弱っていき肺炎などを併発して寝たきりに移行する患者さんを沢山診てきました。在宅医療では、可能な限り不穏せん妄に関して薬物治療は控えた...