9月25日1 分心不全を科学する14EFの保たれた心不全(HFpEF)って何?まず、正常な人の心臓は左室に10入り、大動脈から10駆出する状態です。心不全とは、一般的に左室のポンプ失調を示すものであり10入り、6しか駆出できないポンプ=エンジンの不全と考えます。EFとは心臓にどれだけ入り、どれだけ駆出できるか...
9月24日2 分高齢者の寝たきり原因の治療の弊害~カルシウム製剤の補充高齢者を寝たきりにする原因として重要なものの一つに骨折があります。具体的には大腿骨頸部骨折(足の付け根の骨が折れる病気)、腰椎などの脊椎の圧迫骨折があります。こうした骨折、とりわけ大腿骨頸部骨折は、保存的治療という選択は難しく、手術する場合が多いのですが、手術→ベッド上安静...
9月24日1 分心不全を科学する13心不全患者さんの予後は?心不全患者さんの予後は、以前と比較して明らかに改善しています。これが示すことは、心不全治療の確立につれて心不全の予後は改善してきており、正しい適切な標準治療を行うことが重要ということです。 You...
9月23日2 分在宅医療での高齢者の皮膚トラブルに関する考察高齢者の皮膚のかゆみはしばしば遭遇する問題です。とりわけ寒い時期なると症状が悪化します。年をとると、何故こうした症状が生じるのでしょうか。理由として高齢者は皮脂が少なく、容易に乾燥します。こうした症状に関しての ポイントは皮脂を落とさないことです。外側から何か(外用薬など)...
9月23日1 分心不全を科学する12心不全の身体所見として内頚静脈の怒張とは?右内頚静脈は右房と連続しており、静脈弁がないので右房圧と直結します。右心房から胸骨柄まで5cmです。凡そ頸部内頚静脈は胸骨柄から5cm程度で視認できますので、内頚静脈の怒張=中心静脈圧10cmH2Oと評価できます。 You...
9月22日2 分高齢者の認知症に関する漢方薬認知症の行動・心理症状(BPSD)に対して、漢方薬の抑肝散が効くことが知られており、私自身もよく処方しています。 自身の抑肝散処方で忘れられない症例は、頚椎症性脊髄症の患者さんで、手術前日にせん妄状態になった患者さんです。誰もが知る某有名企業の人事部長でリストラの断行してい...
9月22日1 分心不全を科学する11心不全に関して、在宅診療でチェックすべき項目は下記のように10項目が循環器学会から示されています。 You Tubeにて在宅診療の知識を学んでみませんか?☟より https://www.youtube.com/channel/UCMkHB9UwsqYXdxEAij9yD4Q...
9月21日2 分夜間の降圧薬内服が心臓リスク低下!Wake up strokeという言葉があります。「朝になっておじいんさんが起きてこないから、見にいったら動けなくなっていた」心臓や脳の血管性の病気は寝ている間に起こることが多くあります。しかし習慣的に降圧剤は朝飲む処方とされています。これは、起きている時間の方が血圧高くな...
9月21日1 分心不全を科学する10Stepwise Approachに左房圧の高さを考えると 左室が血液をだしにくい、容量が多い、左房の問題(afなど) 下記のように、問題がどこにあるかで治療方針を検討する必要があります。 You Tubeにて在宅診療の知識を学んでみませんか?☟より...
9月20日2 分褥創治療:体圧管理と湿潤療法の重要性褥創にガーゼを当てるということはよく行われていますが、あまりよくない処置です 褥創治療においては、褥創はなぜできるのか?傷が治るとはどういうことなのか?を考えなければなりません。 ①褥創はなぜできるのか?廃用が進んだりで寝たきり状態になり寝返りができなくなると、体の一部分(...