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逗子、葉山、鎌倉、横須賀、横浜市金沢区の在宅医療

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癌でない慢性疼痛の治療としてのオピオイド貼付剤~痛みに対する適切な管理方法
私自身脳外科医として働いていた頃の主要な対象は血管障害でした。いわゆるくも膜下出血、脳内出血、脳梗塞などと呼ばれる脳の血管の病気です。そして、もう一つのサブスペシャルとして脊椎外科の手術も行っており、一応脊椎外科の技術認定医でもあります。ただし、超高齢者においては手術という...
2024年6月4日読了時間: 2分


高齢者の急変兆候を見逃すな!#救命~急変の前に対応するために
状態が悪いと連絡があり往診してみると、すでにショック状態になっていることがあります。ショック状態が放置されると、心肺停止状態になりいわゆる急変してしまいます。 急変していると、最大限の医療資源を投入したとしても、救命することは難しくなります。...
2024年6月3日読了時間: 2分


頚椎の偽痛風:高齢者の新たな関節疾患~高齢者が首を寝違えた
高齢者が朝になって首の痛みや首が回らなくなったことを自覚し、「首を寝違えたようだ」と言って来院することがあります。 それは首の寝違えではなく、頚椎の偽痛風(Crowned dens syndrome)かもしれません。 今回は、頚椎の偽痛風を疑うポイントについて解説します。...
2024年6月2日読了時間: 2分


偽痛風に関すること(膝関節注射の注意点)
「偽痛風(ぎつうふう)」はピロリン酸カルシウムが関節内に沈着する結晶性関節炎です。 高齢者に多い疾患(発症年齢はほとんどが60歳以上)なので、高齢者の発熱時には、鑑別に挙げておく必要があります。 病院勤務医時代に、入院患者の偽痛風の院内紹介がよくありましたが、それもそのはず...
2024年6月1日読了時間: 2分


高齢者の入浴中の突然死を防ぐためにできること(高齢者の入浴リスクと予防法)
冬場は高齢者が入浴中に突然死する事故が多いと言われています。 今回はそのメカニズムを解説し、そうならないためにはどうしたら良いのかについて解説します。 脱衣所や浴室が寒くなっていると、血管が収縮し、血圧が上昇します。 →お風呂に入り、体が温まると、今度は血管が広がり血圧が低...
2024年5月30日読了時間: 3分


下腿浮腫に関係する薬3つ(リリカの浮腫副作用に要注意!)
むくみは内科的な原因(心不全、腎不全、低栄養など)であることが多いですが、整形外科で処方される薬が原因のこともあります。 処方される薬で、下腿浮腫に関係する薬をまとめてみます。 ①リリカ めまい、傾眠などの副作用が有名ですが、浮腫の副作用もあります。リリカによる浮腫発生率は...
2024年5月28日読了時間: 1分


在宅診療での腸閉塞の診断:超音波所見編
腸閉塞は在宅診療において見逃してはならない病態です。そしてこれは、超音波で比較的容易に分かります。腸閉塞では腸管拡張しており、また、ケルクリング襞がkeyboard signを呈しています。さらに腸管内容物が行ったり来たりする、to and fro がみられます。...
2024年5月27日読了時間: 1分
訪問診療で最も大切なことは?(訪問診療で最も大切なことは?(在宅療養の判断における食事摂取量の重要性))
訪問診療で患者さんに聞く質問で一番大事なのはなんでしょう? 私は「食事はとれていますか?」だと思っています。 バイタルサインが正常で、食欲が低下していなければ、在宅療養は続けられると大まかに判断できます。 一方、食欲が低下していれば、感染症が起こっているのか、心不全が悪くな...
2024年5月26日読了時間: 1分


パープルバッグ症候群とは:在宅医療と尿路感染症
長期に尿道カテーテルが留置されている患者さんで、尿バッグが紫色であることを気にしている患者さんがいました。 これは、紫色採尿バッグ症候群(Purple Urine Bag Syndrome)とよばれていますが、特に気にする必要はありません。 尿バッグが紫色になる機序は…...
2024年5月25日読了時間: 2分
高齢者の身体的拘束を考える:転倒リスクと尊厳の保持
Give me liberty, or give me death !( われに自由を与えよ,しからずんば死を) この言葉はアメリカ独立戦争の開始にあたり,ヴァージニア植民地協議会で,パトリック=ヘンリが叫んだ言葉だそうです。小学生の時にお婆ちゃんが買ってくれた学研シリーズ...
2024年5月24日読了時間: 2分


アムロジピン副作用注意!GERD患者には要注意なカルシウム拮抗薬の罠
降圧薬として非常に汎用されている、カルシウム拮抗薬であるアムロジピン(商品名:アムロジン、ノルバスク)は降圧薬としてよく処方されますが、意外な副作用があるので注意が必要です。このことを知らないと、薬の副作用を薬で抑えようとする、いわゆる「処方カスケード」につながってしまいま...
2024年5月23日読了時間: 2分


敗血症治療における皮膚所見の重要性
敗血症の定義は、「感染症で臓器障害が起きていること」です。 敗血症は早く対応しなければならず、そのためには、臓器障害が始まっている徴候を見抜かなければなりません。バイタルサインに加えて、身体所見としては、意識障害、尿量低下、皮膚の所見に注目します。...
2024年5月21日読了時間: 1分


意識レベル低下を排便時に防ぐ方法
最近の症例ですが、排便に伴い意識消失がある患者さんを施設入所中の患者さんにおいて経験しました。 排便の状況としては毎日少量ずつ出て、3~4日に1回大量に出る。便の性状は硬めで、摘便が必要なこともある。排便後に意識がもうろうとすることが月に1回くらいある。 前医の下剤の処方:...
2024年5月20日読了時間: 2分


高齢者の薬の調整に必要なクレアチニンクリアランス
高齢者は腎機能が低下している方が多く、腎臓で代謝される薬を内服した場合、薬の血中濃度が上がってしまうため、腎機能によって薬の量を調整する必要があります。腎機能が低下しているかどうかが分かるのは血清クレアチニン値ですが、クレアチニンは筋肉の代謝産物のため、筋肉量の少ない高齢者...
2024年5月19日読了時間: 2分
骨粗鬆症治療薬と高カルシウム血症の対策
エルデカルシトールに関して「エルデカルシトールによる高カルシウム血症と血液検査の遵守について」という文章が配布されました。 このような文章が配布される背景には、エルデカルシトールによる高カルシウム血症の症例が相当数あり、大きな問題になっているのではないかと推察されます。...
2024年5月18日読了時間: 3分


めまいのハイドロリリース治療の応用
私、某SNSでハイドロリリース研究会なるものを主催しておりメンバーは、もうすぐ1000人近くとなります。ただ、海外の文献などの共有をかなりしているので、非公開研究会としております。最近下記のようなハイドロリリースの応用がYou tube上にありました。...
2024年5月17日読了時間: 2分
ヒルドイドソフトの皮膚への影響について
ヒルドイドソフト(ヘパリン類似物質軟膏)は保湿剤としてよく処方されています。 また、美容目的に処方を希望する人が急増したことにより、必要な人に届かなくなるなど、社会問題にもなりました。 そもそも、ヒルドイドソフトは保湿剤なのか?について、夏井先生のサイトには2011年に記載...
2024年5月16日読了時間: 2分


高齢者に対するモビコール配合内用剤の使用について(在宅医療での高マグネシウム血症リスクへの対応
高齢者の便秘について浸透圧性下剤としては酸化マグネシウムを処方し、特に問題は感じていませんでしたが、昨今、高マグネシウム血症の問題が言われるようになってきています。 ※血清マグネシウム濃度と症状 血清マグネシウム濃度の正常範囲は1.8~2.6mg/dL...
2024年5月15日読了時間: 2分


高齢者のためのせん妄対策ガイド🔍
在宅診療においてせん妄の治療への習熟は,認知症患者さんを自宅で診れるか否かの重要な要素でもあります。そうした中でお勧めの良書、というかこれを頼りにせん妄に対する治療行っています『せん妄診療実践マニュアル 井上真一郎 羊土社』。本の帯には、「日本をリードする岡山大学病院精神科...
2024年5月13日読了時間: 2分


栄養管理にお悩みの高齢者へのおすすめ経管栄養剤#ラコールNF
高齢者の栄養管理は、とても重要です。食べてくれない、食欲ないという頻繁に起こります。こうした時に経管栄養剤を処方します。なかでも、イノラスは1ml当たりのカロリーが経腸栄養剤の中では最も高く、栄養状態を短期間で改善させたいときに処方しています。...
2024年5月12日読了時間: 1分
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