top of page
逗子、葉山、鎌倉、横須賀、横浜市金沢区の在宅医療

神奈川県逗子市桜山2-2-54
TEL 046-874-9475
FAX 050-3145-2736
平日9時~17時
検索
体質に合わせた漢方薬: 風邪に葛根湯より適した選択肢 #高齢者
風邪に対する漢方薬として有名なのは葛根湯です。 しかし、漢方薬は病名に対して使うのではなく、その人の体質や状況に合ったものを選ばないといけません。 葛根湯は「 体力が中等度以上で、風邪の引き始めでゾクゾク寒気がして、汗をかいていない方 」に使うと良いと言われています。...
2024年9月19日読了時間: 2分
褥創感染の対策と治療:組織保護と抗菌薬の適切な使い方
褥創が感染しているかどうかは、褥創周囲に感染の4徴候(熱感、発赤、腫脹、疼痛)があるかどうかで判断します。 感染していた場合、大原則として、褥創内に消毒薬(イソジンシュガー、カデックス軟膏、ユーパスタなど)を入れてはいけません! その理由は・・・...
2024年9月18日読了時間: 2分
認知症とパーキンソン病の関係性
認知症患者さんには、一定程度パーキンソン病に類似した症状見ることが多々ありました。とりわけ、これは外勤(医師は常勤先以外にも外勤として他院でパートタイムで働くことがあります)。この外勤先は、整形外科がメインの地域で信頼されている病院ですが、脳外科の外来には「ちょっと認知症を...
2024年9月17日読了時間: 3分


在宅診療における高齢者の下痢について
下痢症状を認めた場合の生活指導として、水分を積極的に摂ることを指示します。水分を摂るとますます下痢をすると考え、水分摂取を控える方がいます。しかし、下痢によって体から水分が失われますから、むしろいつもより水分は多く摂らなければなりません。水分以外にミネラル分も失われるため、...
2024年9月16日読了時間: 1分


気管切開患者さんへの朗報~持続吸引器「アモレSU1」の使用経験
気管切開をして人工呼吸器を装着している患者さんは、自分の力では痰が出せませんので、適宜、気管内の痰の吸引が必要です。 人工呼吸器などを使用している患者様を自宅で看る際の一つ、ネックがカニューレ吸引があります。 *呼吸の通り道の掃除のイメージです...
2024年9月13日読了時間: 3分


褥瘡管理における体圧管理と湿潤環境の重要性
褥瘡は、そもそも論で体位変換できない状態の部位に持続的に圧力がかかることにより生じます。なので、褥瘡治療に対し、湿潤療法を熱心行ったとしても、かかる圧力を減じなければ根本的にはいつまで経っても褥瘡はよくなりません。褥瘡予防のために頻回に体位変換するのは、言うは易しで非常に大...
2024年9月11日読了時間: 3分


入院すると認知症が悪くなる?
それまで日常生活において特段問題なかった患者さんが入院により、認知機能障害が顕在化することがよくあります。認知症という言葉は、非常に一般的ですが、この病気は様々な特徴ある病態により病名が異なってきます。また症状においても中核症状と周辺症状と呼ばれる病状です。周辺症状は BP...
2024年9月8日読了時間: 2分
在宅医療における糖尿病治療の問題点
糖尿病は放置すると様々な病気を引き越します。透析へ移行する慢性腎不全の一番の原因は糖尿病性腎症です。また心筋梗塞や脳梗塞などの血管障害の原因ともなる病気です。また高齢者では軽症の糖尿病においても感染などを契機に糖尿病性のケトアシドーシスが起こり、大変重症な病態となることがあ...
2024年9月7日読了時間: 4分


一般臨床医が認知症治療薬をどの様に使うべきか
科学的認知症診療 5Lessons | 小田 陽彦 |本 | 通販 | Amazon 認知症診療に関する記載として、非常に有用な本です。そしてこの筆者の最も言いたいところは、「 一般臨床医は抗認知症薬を使わないのが基本 」だと思います。この意見には、非常に同意します。病院勤...
2024年9月6日読了時間: 2分


がん性皮膚潰瘍の臭いと治療方法~がん性皮膚潰瘍臭に対するロゼックスゲルの適正使用
画像は転移性腫瘍が皮膚上に表在化して自壊したものです。 こうしたがん性皮膚潰瘍の処置について、当クリニックはロゼックス®ゲルを頻用しますので、これについて詳述します。 がん性皮膚潰瘍の病態 がん性皮膚潰瘍は、皮膚に浸潤もしくは転移・再発したがんが体表面に現れ、潰瘍化した状態...
2024年9月5日読了時間: 3分


認知症患者の身体拘束: 尊厳を踏みにじる現実 #在宅医療
以前も書いたのですが、認知症患者さんが入院されるとかなりの頻度で身体拘束されます。程度はベッドから起き上がれないくらい本格的なものから、車いすに固定される程度まで様々です。これは転倒などの危険防止や脱走防止です(実際、院外で保護されるなどのことがあります)。身体拘束は、廃用...
2024年9月4日読了時間: 3分


湿潤療法の効果とは? 傷口の治療法にラップ適用の注意 #在宅医療
傷口にラップっていいの? 熱傷・褥瘡、専門家の見解は:朝日新聞デジタル ( asahi.com ) この記事の中で、日本熱傷学会は傷口にラップは「絶対に使ってはならない」、日本褥創学会は「やむ得ない場合は考慮してもよい」との見解を出しています。...
2024年9月3日読了時間: 3分


ACOとは:ぜんそくとCOPDの特徴を併せ持つ疾患
喘息×COPDの併存するACOとは ACOとは、ぜんそくとCOPDの特徴を併せ持つ疾患「ぜんそく・COPDオーバーラップ」です。 基本的には「40歳以上で気管支拡張薬吸入後の1秒率が70%以下」 COPDでありながら、ぜんそくの既往やいまなお変動性(日内、日々、季節)発作性...
2024年9月2日読了時間: 2分


認知症と薬の真実:再生不可能な神経細胞と治療の難しさ #認知症
認知症が薬で治るか?という問いの前に認知症とは病気なのでしょうか?人の神経細胞は再生しません。一応、これは原理原則であり、実際再生される部位もあります。但し、人間神経細胞が再生しないことは、理に適っていると私は考えます。もし、脱落した神経細胞が元通りに戻ればよいのですが、エ...
2024年8月31日読了時間: 4分


介護保険と医療保険の違い
自身、勤務医時代に介護保険と医療保険の明確な違いを理解できていませんでした。以前の施設で勤務していた時にデータ整理の際に10年間で約1万人の脳卒中診療に携わり、7千人の脳梗塞患者を診ていたことを知りました。その中でかなりの患者さんが介護申請を行い、施設ないし自宅へとしていた...
2024年8月30日読了時間: 4分


亜鉛不足の危険性:老化と健康への影響を解説 #在宅医療
亜鉛が不足すると出現する症状として 脱毛、皮膚炎②貧血③味覚障害③食欲不振④下痢 何か在宅医療・高齢者には、いくつか必ず当てはまるような症状です。特に慢性肝疾患、糖尿病、腎不全、慢性炎症性腸疾患があると、亜鉛欠乏に陥りやすいと言われています。慢性炎症性腸疾患以外は、高齢者に...
2024年8月27日読了時間: 2分


在宅医療にける尿閉時の対応~経腹壁膀胱穿刺の実際
在宅医療において尿閉のトラブルは時に起こります。 そうした場合の対応方法について バルーン留置 注意点は 1まずはカインゼリーを十分に注入する 2ペニスをしっかり 引っ張り上げる 3 ある程度太めのカテーテルを使用 するの3つがあげられます。...
2024年8月25日読了時間: 2分


不定愁訴と食生活の関連性
勤務医時代に私と同世代の方が、めまいがする、足ジンジンする、耳鳴りがするので調べて欲しいと外来に来られてました。私自身、体調不良というものを現在まで殆ど経験したことがなく、正直型通りの画像、検査などにて問題ありませんとしておりました。ただ、こうした患者さんの多くが食生活に少...
2024年8月24日読了時間: 4分


先生あとどれくらいですか?~家族から聞かれる質問に対して
患者さんの家族からよく聞かれる質問に「 先生あとどれくらいですか? 」という質問があります。そうした時「患者さんは最後最期まで聞こえてますから、そばに居てあげて下さい」と言うようにしてます。ただし、医学的にはある程度の時間を予測することができます。これにより家族の心の準備と...
2024年8月23日読了時間: 1分


認知機能低下と高齢者の運転安全
神奈川県茅ケ崎市で90歳の女性が交差点で4人をはね、死傷させるという事故が起こりました。また、池袋でも同様に90歳の男性が死傷させる事故が起こりました。高齢者によるアクセルとブレーキの踏み間違いや、高速道路の逆走などによる重大事故のニュースがたびたび報道されます。また交通事...
2024年8月22日読了時間: 3分
bottom of page