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逗子、葉山、鎌倉、横須賀、横浜市金沢区の在宅医療

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がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 25
肺がんの化学療法において、Driver mutaion(ドライバー遺伝子変異)と 癌化と癌の増殖に重要な特定の遺伝子変異が分子標的薬おいて効果があることが分かってきました。分子標的薬は遺伝子産物の働きを抑制し腫瘍の増殖を抑える高い効果を示し、転移・進行がんでも数年以上の予後...
2023年4月28日読了時間: 1分


がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 24
非小細胞がんのⅢB~Ⅳ期における治療は切除不能であり、化学療法が主体となります。これに新たな治療薬として、2015年以降免疫チェックポイント阻害薬が使用できるようになりました。 具体的なレジメは、ニボルマブ(オブジーボ)においては...
2023年4月27日読了時間: 1分


がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 23
非小細胞がんのⅢB~Ⅳ期における治療は切除不能であり、 化学療法が主体となります。 具体的な標準としてはプラチナベース(プラチナタブレット)であり、プラチナ製剤にタキサン、ゲムシタビンなどを併用(腺がんはペメトレキセド)します。奏効率30%であり、SDも30%程度であり約半...
2023年4月26日読了時間: 1分


がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 22
Ⅰ-ⅢA期までは手術+化学療法となります ⅢB期は化学放射線療法です Ⅳ期は化学療法+緩和ケアとなります 在宅での治療を希望しながら化学療法の併行は非常に多くなっているので、少し細かい知識ですが、化学療法の詳細について下記に述べます 具体的治療は...
2023年4月25日読了時間: 2分


がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 21
小細胞癌の特徴として全肺がんの約2割という点です。 また小細胞癌は進行のスピードが速く 早期に転移しやすい癌です。 治療に関しては、ごく早期のⅠ期を除き切除しても治らないことより、治療は化学療法と放射線療法が中心です。 治療初期は感受性高く奏功します。...
2023年4月24日読了時間: 1分


がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 20
非小細胞癌の特徴は✓ ・全肺癌の8割 ・手術後の再発多く再発後は予後不良です。 非小細胞がんの5年生存率の性別、ステージごとに 男性 40.8% 女性 61.0% Ⅰ期(ステージ1) 84.1% Ⅱ期(ステージ2) 54.4% Ⅲ期(ステージ3) 29.9%...
2023年4月23日読了時間: 1分


がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する18
抗がん剤治療としての化学療法の一番の問題点は、誰に効くのかわからないことです。 たとえば・・・大腸がんステージⅢの補助化学療法において12-16%の患者の再発を妨げる一方で、80%以上の患者さんに不要となります。 投与すれば副作用の危険がある治療を80%以上の患者さんに不要...
2023年4月21日読了時間: 1分


がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する16
がん緩和ケアにおいて在宅医療医が必要とされる共通言語がいくつかあります。 例えば診療情報などにCR、OS、PRなどの言葉は頻繁にでてきます。こうした言葉を理解していないと『先生、私はあとどれくらいですか?』『病気の状態は、どんな感じですか?』という問いに正確に答えるか否かは...
2023年4月19日読了時間: 2分


がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する15
がん治療においてガイドラインなどに準じた標準治療という選択肢があります。 ただし在宅医療の対象となる高齢者・併存疾患のある癌患者において強力な治療ができない場合があります。 こうした場合体力や併存疾患によって個別に治療を選択する必要があります。こうした治療選択において、何を...
2023年4月18日読了時間: 1分


がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する14
前回までは緩和ケアに関するテーマでしたが、ここからがん治療に関する総論を述べていきます。まずがん治療を行うか否かの指標としてPerformance Statusという一般状態を示す指標があり、一般的にPSと略称されます。ここで重要なことはPS0-2までは化学療法の適応ありま...
2023年4月17日読了時間: 1分


がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する13
癌による嘔気・嘔吐は非常に対処が難しい場合が多いです。 管理の難しさでは疼痛管理<嘔気・嘔吐と個人的には考えています。 但し使用される制吐剤に理解は必要であり、常に下記薬剤を頭に想起しながら治療することが重要です。 #さくら在宅クリニック #がん緩和ケア...
2023年4月16日読了時間: 1分


がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する12
せん妄の薬 Up Dateしたいと思います。 死亡直前の終末期せん妄は90%の患者に生じ、家人・スタッフの強いストレスとなります。まず治療の決め手は抗精神病薬であるが、睡眠薬(BNZ)の併用が重用されます。 オランザピンは半減期長く、長時間続くせん妄/嘔気に使い易い薬剤です...
2023年4月15日読了時間: 1分


がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 11
癌疼痛のある患者に対してオピオイドにおける鎮痛補助薬のポイントとして下図のような治療薬があります。 私見ですが プレガバリンは膵癌の腹腔神経叢浸潤、脊髄神経-末梢神経圧迫に鎮痛補助薬は有効と考えています。そして副次作用としての眠気はミロガバリン<<プレガバリンと考えています...
2023年4月13日読了時間: 1分


がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 10
癌疼痛のある患者に対してオピオイド使用+αとして 抗うつ薬、抗痙攣薬、抗不整脈薬、ケタミンは推奨されるかという問いに対して オピオイドを増量しても十分な鎮痛効果が得られない or 有害作用により増量出来ない場合は➤弱い推奨となります。...
2023年4月12日読了時間: 1分


がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 9
呼吸困難の時の緩和ケアをUp Dateしましょう。 抗不安薬・オピオイド・ステロイドの3点セット!(内服困難時はミダゾラム注も) ただし、在宅にてミダゾラムの使用は、まだまだ難しいのが現状です(どこから調達しで、だれが管理するかという問題において)。...
2023年4月11日読了時間: 1分


がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 8
高度腎機能障害のある患者において、どのオピオイドを使用すればよいか? 在宅医療において高齢者が対象となる場合が多く、腎機能不全の患者さんにオピオイドを使用しなければならない時があります。 ➤こうした場合、高度腎機能障害のある患者(eGFR30未満)の癌疼痛患者においては...
2023年4月10日読了時間: 1分


がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 7
フェンタニル口腔粘膜吸収製剤(ROO:Rapid Onset Opioid)について詳しく説明します。 ROOにはアブストラル舌下錠,イーフェンバッカル錠は下図の様に内服します。末期がんにおいて内服困難となった状況でも使用可能な薬剤となります。...
2023年4月9日読了時間: 1分


がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 6
がん患者さんの疼痛管理には定時で服用するオピオイドが必要とされ、これをベース(基礎的)の内服とされます。 こうしたベースの内服においても、がん突出痛と呼ばれる痛みに対する投薬も必要となってきます。 がん突出痛のある患者に対して、どのオピオイドの投与が推奨されるかについては...
2023年4月8日読了時間: 2分


がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 5
1.本邦で使用可能なオピオイド一覧は下記になります。 オピオイド設定時のポイントは、 ①徐放性製剤、速放性製剤の両方を設定する ②なるべく少量から開始し眠気、吐き気を防ぐ。2~3日で耐性が形成 #さくら在宅クリニック #がん緩和ケア #本邦で使用可能なオピオイド...
2023年4月7日読了時間: 1分


がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 4
緩和医療で欠かせない持続皮下注射(CSI: Continuous Subcutaneous Injection)です。終末期の患者さんにおいて中心静脈が確保されている患者さん以外において血管確保が難しくなっていきます。 また在宅でのケアにおいて皮下注射の方が管理上も簡便にな...
2023年4月6日読了時間: 1分
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