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逗子、葉山、鎌倉、横須賀、横浜市金沢区の在宅医療

神奈川県逗子市桜山2-2-54
TEL 046-874-9475
FAX 050-3145-2736
平日9時~17時
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傷の処置には生理食塩水がおすすめ!在宅医療の新常識 #創傷処置
当クリニックでは、褥創や傷を洗浄する際には水道水で良いと考えてますが、より痛みが生じないように、生理食塩水で洗うことを推奨しています。 生理食塩水は血漿浸透圧と同等な浸透圧を持ち、組織に対する刺激が少ないためです。 病院でよく行われているのが、点滴の生理食塩水に18G針を刺...
2024年3月18日読了時間: 1分


高齢者の痛み解決法:PMR診療のポイント
高齢者を中心に診療していると、高齢者に多い疾患であるPMR(リウマチ性多発筋痛症)によく遭遇します。 第95回日本整形外科学会学術総会において、「リウマチ性多発筋痛症の診断と治療 杉原 毅彦先生 聖マリアンナ医科大学リウマチ膠原病アレルギー内科」という教育研修講演がありまし...
2024年3月17日読了時間: 3分


高齢者の脱水評価にポケットエコーが活用される
以前勤務していた病院の看護師さんのお母さんが痩せ薬として飲んでいたのが、利尿剤だったという笑えない話を聞いたことあります。ボクシングなどでも計量前にサウナで脱水となり計量に挑むのは有名な話です。高齢者医療においても脱水との闘いは大変です。最近では夏場はクーラーをつけて熱中症...
2024年2月29日読了時間: 2分


高齢者の栄養管理に関する在宅医療の課題
いつの時代もダイエットは、流行っています。 僕自身学生時代はラグビー部所属していたので、ケガをしないよう筋トレで体重増やしていた時期と、研修医時代に体重が8-10kg落ちた時期を除き多少の増減はありますが、最近20年は±1.5kg以内の変動です。...
2024年2月28日読了時間: 2分


がん緩和ケア医療を科学する42
在宅医療においては、抗がん剤治療並行している患者さんも多くいます。 その為、抗がん剤治療後の副作用に対する知識も必要です。 抗がん剤治療後の副作用:脱毛、倦怠感、嘔気・嘔吐 特に手足の痺れは、よく言われる症状です 何故しびれが起こるのかについては→末梢神経障害によるものです...
2024年2月24日読了時間: 1分


がん緩和ケア医療を科学する41
がんの悪液質に対する対処法としての王道、ステロイドの使用方法は 下記評価が重要です 1.倦怠感の原因が一次的的倦怠感であることをアセスメントする 2.ステロイドの効果的な投与時期かどうかをアセスメントする 3.コルチコステロイドを基本的に使う...
2024年2月23日読了時間: 1分


がん緩和ケア医療を科学する40
がんのつらい症状~倦怠感の解消には下記が重要です ①倦怠感の原因が悪液質であることをアセスメントする※二次的な原因の有無を評価 貧血・電解質異常・脱水・感染 ②悪液質にはステージが存在する 前悪液質・悪液質・不応性悪液質に分かれる※悪液質とはがんから分泌されるサイトカインに...
2024年2月22日読了時間: 1分


がん緩和ケア医療を科学する39
エドルミズの作用機序とは? エドルミズの作用機序は エドルミズ自体が、グレリン様作用薬=胃から分泌される内在性ペプチドであり 体重・筋肉量・食欲・代謝を調節する複数の経路を刺激します。 但し、不応性悪液質の時期にはエドルミズは効かないものであり...
2024年2月21日読了時間: 1分


がん緩和ケア医療を科学する38
がんのつらい症状~倦怠感には新しい治療選択としてエドルミズが使用できます。 倦怠感の原因となる悪液質の症状は3段階に分かれます 前悪液質 悪液質 不応性悪液質 に分類する中で エドルミズは悪液質この時期に使用します 不応性悪液質の時期においては、エドルミズは効果無しであり...
2024年2月20日読了時間: 1分


がん緩和ケア医療を科学する37
がん終末期に起こる吐き気の原因と対策について 在宅医療にて一番注意しているのは腸閉塞(イレウス・サブイレウス)です。 1.腸閉塞(イレウス・サブイレウス)に対してはステロイド投与、胃管チューブの挿入、オクトレオチド投与などにて対応します。※PTEG...
2024年2月19日読了時間: 1分


がん緩和ケア医療を科学する36
便秘治療薬機序によりざっくり下記のように分類されます 酸化マグネシウム:便の中の水分を増量させる センナ:腸の動きを促進させる モビコール:腸液の分泌を促す薬 スインプロイク※医療用麻薬の便秘に特化した便秘薬 スインプロイクはオピオイドだけでなくトラムセットなどの便秘にも効...
2024年2月18日読了時間: 1分


がん緩和ケア医療を科学する35
がん患者の6割が抱える便秘トラブルはどのように解決すればよいのでしょうか。 終末期のがん患者さんの8割は便秘に悩まされます。 便秘による腹痛をがんによる腹痛と間違える =オピオイド増量にて更に便秘が増悪は時に陥りがちな対応です。 ・なぜ便秘は見逃されてしまうのか?...
2024年2月17日読了時間: 2分


がん緩和ケア医療を科学する34
横隔膜下の担癌患者さんにおいてのつらい症状の一つにて浮腫があります。 原因に関しては リンパ浮腫、静脈うっ血性浮腫、深部静脈血栓症 が挙げられます。 具体的には、浮腫とは血液、リンパ液の水分が漏出したものです。 ガンによる浮腫の特徴は進行が早いことです。 リンパ浮腫 ...
2024年2月16日読了時間: 1分


がん緩和ケア医療を科学する33
顎骨壊死とは聞きなれない言葉ですが癌治療の中で起こりうる症状として その認識と対応が必要です あごの骨の細胞が死に、骨が腐った状態となることであり ※根本的な治療法はないことがとても重要です 一旦発症すると治療困難であり予防が重要です *徹底した歯の治療と口腔内清掃...
2024年2月15日読了時間: 1分


がん緩和ケア医療を科学する31
自身は医師を志すきっかけが東洋医学であり、漢方に対する思い入れと畏敬は未だにあります。そしてお世話になった先生も元々脳外科医であり、医師になった後も御縁のある先生でした。 現在でも様々な場面で漢方を用いますが、時に精神症状への漢方処方は有効と考えています。...
2024年2月14日読了時間: 2分


毎朝の消毒とガーゼはもう古い!高齢者の褥瘡治療に「湿潤療法」が革命を起こす! #在宅医療 #褥瘡
高齢者の在宅医療において褥瘡というのは大きな問題となります。自身で身体の向きを変えられない+栄養状態の不良により皮膚が腐る(医学的には少し不適切ですが、一般の方の理解の為にあえて、こう表現します)。こうした褥瘡含めた傷に対して以前は消毒とガーゼでした。私も研修医の頃の至上命...
2024年2月13日読了時間: 1分


がん緩和ケア医療を科学する30
患者さんの御家族から「先生、あとどれくらですか?」という問い度々頂きます。 正確な予測は困難ですが、月単位、週単位、日単位などの返答をする場合が多いです。 終末期の余命について、少しだけ科学的予測も可能です。 生命予後の予測は、患者の意向を反映した治療を選択するうえで重要で...
2024年2月13日読了時間: 1分


がん緩和ケア医療を科学する29
がんの皮膚浸潤に伴う悪臭について(乳がん,頭頚部がん,皮膚がん) 原因は 腫瘍の自壊+皮膚常在菌からの揮発物質(アミン、カタベイン、イソ吉草酸、酪酸) ➤悪臭を取るためには、腫瘍の自壊部分を取り除き、洗浄+原因菌を除去していく必要があります。 処置方法として...
2024年2月12日読了時間: 1分


CO2ナルコーシスの原因とは?意識障害の恐怖 #CO2ナルコーシス #意識障害
慢性閉塞性肺疾患 (以下COPD)の患者さんが意識障害を生じている場合は、かなり緊急度の高い病態です。ただし、こうした患者さんは恒常的に血中二酸化炭素(CO2)の濃度高く酸素投与に注意が必要とされています。その理由は正常の人は血中CO2濃度の上昇によって呼吸中枢が刺激され呼...
2024年2月11日読了時間: 2分


がん緩和ケア医療を科学する28
癌患者さんに限らず在宅医療におけ腹部膨満感に関してイレウス、サブイレウスを見逃さないことが重要です。 臨床所見としては腹痛、嘔気、嘔吐 腹部打診にて鼓音、聴診にて金属音が重要です。 治療選択としては ステロイド:イレウスの腫瘍性閉塞に対するステロイド...
2024年2月11日読了時間: 1分
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