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逗子、葉山、鎌倉、横須賀、横浜市金沢区の在宅医療

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良い医療の提供とは、良いチーム作り
医療とは少し離れたお話しです 良い医療とは何か?在宅医療では、切れ目なく適切な医療の提供と考えます。 ここで在宅医療では365日×24時間体制にて個人での医療提供には限界があります。 分かり易く言うと、夜間や休日の対応です。 これをアウトソーシングする方法もあります。...
2024年10月15日読了時間: 2分


高齢者の誤嚥性肺炎を予防する方法とは? #高齢者 #誤嚥性肺炎 #予防
在宅医療における高齢者において肺炎は非常に起こりやすい感染症の一つです。人は無意識に嚥下をしてますが、これは何も食事をしているときばかりでなく、寝ている時も唾液などを無意識に嚥下しています。嚥下をするという機能も脳からの命令で行われているものであり、様々な機能低下の一貫とし...
2024年10月14日読了時間: 2分


高齢者の不定愁訴と漢方薬~多愁訴に半夏厚朴湯が著効した症例
半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)はいわゆる「ヒステリー球」という、喉に何かが詰まったような違和感に効くとされている漢方薬です。 当院の患者さんで、半夏厚朴湯がよく効いた患者さんがいたので報告します。 症例:90代女性 診察の度に、「喉が詰まる」「トカトカする」「夜中に起きて...
2024年10月13日読了時間: 2分


ヒルドイドは乾燥剤として作用する
ヒルドイド(ヒルドイドソフト軟膏やヒルドイドソフトクリーム)が皮膚に対し乾燥剤として作用していることがよく分かる症例を提示したいと思います。 90代男性。両足関節前面に非常に強い乾燥があり、痒みもあった患者さんです。皮脂欠乏性湿疹の診断で、ヒルドイドが塗布されていました。...
2024年10月12日読了時間: 1分


痛みのない傷の処置を目指して
当クリニックでは、褥創や傷を洗浄する際には水道水で良いと考えてますが、より痛みが生じないように、生理食塩水で洗うことを推奨しています。 生理食塩水は血漿浸透圧と同等な浸透圧を持ち、組織に対する刺激が少ないためです。 病院でよく行われているのが、点滴の生理食塩水に18G針を刺...
2024年10月11日読了時間: 1分


リウマチ性多発筋痛症の診断と治療
リウマチ性多発筋痛症(polymyalgia rheumatica:PMR)は、急性発症の頸部、肩、臀部などの著しい痛みとこわばりを特徴とします。私自身、脳外科医としての勤務医時代には脊椎の手術と外来も行っていたのでこうした症状の患者を沢山診ておりました。本疾患は診断されず...
2024年10月10日読了時間: 2分
高齢者の脱水評価と在宅医療~高齢者医療は脱水との戦いです
以前勤務していた病院の看護師さんのお母さんが痩せ薬として飲んでいたのが、利尿剤だったという笑えない話を聞いたことあります。ボクシングなどでも計量前にサウナで脱水となり計量に挑むのは有名な話です。高齢者医療においても脱水との闘いは大変です。最近では夏場はクーラーをつけて熱中症...
2024年9月27日読了時間: 2分


高齢者安全対策:薬剤リスクと在宅医療の重要性 #高齢者 #安全対策
超高齢化社会において、転倒・骨折などは非常に頭の痛い問題です。病院などでは、抑制同意書などを入院時に取得し夜間帯などはベッドから自身で動けなくなるようにします。実際の現場は、非人道的な印象を受けますが、他に方法が無いのが実情です。もし、転倒などで急性硬膜下血腫など、命にかか...
2024年9月26日読了時間: 2分


褥瘡に対する湿潤療法について
病院勤務時代の術後の患者さんで、創部治癒遅延が予想される患者さんに対してはカラヤヘシブという被覆材を用いていました。とても有用な被覆材ですが高価であり、通常の薬局などで購入することができず褥瘡治療に援用することができません。褥瘡に対してはサランラップを用いて湿潤環境を保つ治...
2024年9月25日読了時間: 3分


高齢者の寝たきり原因の治療の弊害~カルシウム製剤の補充
高齢者を寝たきりにする原因として重要なものの一つに骨折があります。具体的には大腿骨頸部骨折(足の付け根の骨が折れる病気)、腰椎などの脊椎の圧迫骨折があります。こうした骨折、とりわけ大腿骨頸部骨折は、保存的治療という選択は難しく、手術する場合が多いのですが、手術→ベッド上安静...
2024年9月24日読了時間: 2分


在宅医療での高齢者の皮膚トラブルに関する考察
高齢者の皮膚のかゆみはしばしば遭遇する問題です。とりわけ寒い時期なると症状が悪化します。年をとると、何故こうした症状が生じるのでしょうか。理由として高齢者は皮脂が少なく、容易に乾燥します。こうした症状に関しての ポイントは皮脂を落とさないことです。外側から何か(外用薬など)...
2024年9月23日読了時間: 2分


夜間の降圧薬内服が心臓リスク低下!
Wake up strokeという言葉があります。「朝になっておじいんさんが起きてこないから、見にいったら動けなくなっていた」心臓や脳の血管性の病気は寝ている間に起こることが多くあります。しかし習慣的に降圧剤は朝飲む処方とされています。これは、起きている時間の方が血圧高くな...
2024年9月21日読了時間: 2分
体質に合わせた漢方薬: 風邪に葛根湯より適した選択肢 #高齢者
風邪に対する漢方薬として有名なのは葛根湯です。 しかし、漢方薬は病名に対して使うのではなく、その人の体質や状況に合ったものを選ばないといけません。 葛根湯は「 体力が中等度以上で、風邪の引き始めでゾクゾク寒気がして、汗をかいていない方 」に使うと良いと言われています。...
2024年9月19日読了時間: 2分
褥創感染の対策と治療:組織保護と抗菌薬の適切な使い方
褥創が感染しているかどうかは、褥創周囲に感染の4徴候(熱感、発赤、腫脹、疼痛)があるかどうかで判断します。 感染していた場合、大原則として、褥創内に消毒薬(イソジンシュガー、カデックス軟膏、ユーパスタなど)を入れてはいけません! その理由は・・・...
2024年9月18日読了時間: 2分


パーキンソン症状とレビー小体型認知症の特徴
パーキンソン症状は、筋肉に力が入りその力が思うように抜けない固縮と、勝手に動いてしまう振戦が代表です。固縮とは簡単に言えば身体が固まったような状態を示す言葉であり、振戦とは震えているような症状です。そしてレビー小体型認知症においては固縮が生じますそれも歯車様固縮と呼ばれる固...
2024年9月15日読了時間: 2分
認知症とパーキンソン病(症候群)関係
医者になって最初の年に神経内科の先生が脳外科をローテーションしており、その際に色々と教えて頂くこと多かったのですが、その時に印象的な質問されました。 「パーキンソン病って認知機能障害ある?」その際に「あると思います」と答え褒められてことを記憶してます。多分、研修医の時に褒め...
2024年9月14日読了時間: 2分


褥瘡管理における体圧管理と湿潤環境の重要性
褥瘡は、そもそも論で体位変換できない状態の部位に持続的に圧力がかかることにより生じます。なので、褥瘡治療に対し、湿潤療法を熱心行ったとしても、かかる圧力を減じなければ根本的にはいつまで経っても褥瘡はよくなりません。褥瘡予防のために頻回に体位変換するのは、言うは易しで非常に大...
2024年9月11日読了時間: 3分


がん緩和ケア医療を科学する31
自身は医師を志すきっかけが東洋医学であり、漢方に対する思い入れと畏敬は未だにあります。そしてお世話になった先生も元々脳外科医であり、医師になった後も御縁のある先生でした。 現在でも様々な場面で漢方を用いますが、時に精神症状への漢方処方は有効と考えています。...
2024年9月11日読了時間: 2分


褥瘡に対する湿潤療法について
病院勤務時代の術後の患者さんで、創部治癒遅延が予想される患者さんに対してはカラヤヘシブという被覆材を用いていました。とても有用な被覆材ですが高価であり、通常の薬局などで購入することができず褥瘡治療に援用することができません。褥瘡に対してはサランラップを用いて湿潤環境を保つ治...
2024年9月10日読了時間: 3分


がん緩和ケア医療を科学する30
患者さんの御家族から「先生、あとどれくらですか?」という問い度々頂きます。 正確な予測は困難ですが、月単位、週単位、日単位などの返答をする場合が多いです。 終末期の余命について、少しだけ科学的予測も可能です。 生命予後の予測は、患者の意向を反映した治療を選択するうえで重要で...
2024年9月10日読了時間: 1分
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