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逗子、葉山、鎌倉、横須賀、横浜市金沢区の在宅医療

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13 分前読了時間: 1分
患者さんが食べられるかどうかを見極めるポイントとは?簡単フローチャートで解説
「この患者さんは食べられるのか?」在宅医療に関わる方やご家族にとって、これはとても重要な判断ポイントです。 その見極め方として、シンプルなフローチャートで考えてみることをおすすめします。 食べること=人生の最期をどう過ごしたいか...
23 時間前読了時間: 2分
人生の最期を決める時の重要なこと~食べることについて③~人の根源的な欲求と「食」 〜SNSと人工栄養の選択〜
SNSでは、 食べ物の投稿が人の注目を集める要素 の一つになっています。特にインスタグラムでは、 「インスタ映え」する景色や食事の投稿 が人気を集めます。 これは、人の 「知りたい × 感動したい × 食べたい」 という根源的な欲求が関係しているのかもしれません。食は...
2 日前読了時間: 2分
人生の最期を決める時の重要なこと~食べることについて②
正岡子規と「食」の俳句 日本の俳句の中興の祖とされる正岡子規は、食べることに対して非常に貪欲だったといわれています。「柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺」という有名な句も、食べ物に関する作品の一例です。 一方で、西行や松尾芭蕉の俳句は、自然と心象風景を融合させることを重視してい...

3 日前読了時間: 2分
人生の最期を決める時の重要なこと~食べることについて(食べることの意味──最期の選択を考える)
日本の高度成長期にスーパーマーケットという概念を普及させたダイエーの創業者・中内功氏。彼の人生観には、戦時中の過酷な体験が深く影響を与えています。 戦地では補給が絶たれ、銃弾ではなく飢えや病で仲間が次々と倒れていくなか、中内氏が生き抜く原動力となったのは「日本に帰り、すき焼...
4 日前読了時間: 3分
在宅医療での痛みの管理:フェントステープの活用
在宅医療の現場では、患者さんの活気がなくなり、経口摂取が難しくなってくると、痛みを和らげる治療が必要になります。その中で、**麻薬の貼り薬「フェントステープ」**はとても有効な選択肢の一つです。 フェントステープとは? フェントステープは、 フェンタニル(麻薬)を含む貼付薬...
5 日前読了時間: 3分
COPD患者の意識障害は緊急事態!適切な酸素投与の重要性
慢性閉塞性肺疾患(COPD)の患者さんが 意識障害を起こしている場合 、それは非常に緊急度の高い状態です。迅速な対応が求められますが、一方で酸素投与には注意が必要です。 なぜCOPD患者への酸素投与に注意が必要なのか? 通常、私たちの呼吸中枢は...

6 日前読了時間: 2分
老化と寿命:見た目と健康の関連性
「見た目が〇〇割」本当にそうなのか? 「人は見た目が〇〇割」という本が以前話題になったことを覚えています。タイトルの数字を調べればすぐに分かりますが、あえて調べません。なぜなら、 見た目に惑わされず本質を見ることが大事 だと思っているからです。 しかし、興味深いことに...
7 日前読了時間: 3分
在宅医療におけるポリファーマシーの課題とは?
薬の飲みすぎをポリファーマシーと呼びます。カタカナの方が何か学術的な印象もあるので、ポリファーマシーとします。私自身、勤務医時代におけるポリファーマシーの原因は、処方する側7割、処方される側3割と考えてました。 「先生、歩くと少しフラフラするんです。腰も痛いし」脳外科外来に...

3月8日読了時間: 2分
高齢者の誤嚥性肺炎を予防する方法とは? #高齢者 #誤嚥性肺炎 #予防
在宅医療における高齢者において肺炎は非常に起こりやすい感染症の一つです。人は無意識に嚥下をしてますが、これは何も食事をしているときばかりでなく、寝ている時も唾液などを無意識に嚥下しています。嚥下をするという機能も脳からの命令で行われているものであり、様々な機能低下の一貫とし...
3月7日読了時間: 2分
高齢者の不定愁訴と漢方薬~多愁訴に半夏厚朴湯が著効した症例
半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)はいわゆる「ヒステリー球」という、喉に何かが詰まったような違和感に効くとされている漢方薬です。 当院の患者さんで、半夏厚朴湯がよく効いた患者さんがいたので報告します。 症例:90代女性 診察の度に、「喉が詰まる」「トカトカする」「夜中に起きて...

3月6日読了時間: 1分
ヒルドイドは乾燥剤として作用する
ヒルドイド(ヒルドイドソフト軟膏やヒルドイドソフトクリーム)が皮膚に対し乾燥剤として作用していることがよく分かる症例を提示したいと思います。 90代男性。両足関節前面に非常に強い乾燥があり、痒みもあった患者さんです。皮脂欠乏性湿疹の診断で、ヒルドイドが塗布されていました。...

3月5日読了時間: 1分
痛みのない傷の処置を目指して
当クリニックでは、褥創や傷を洗浄する際には水道水で良いと考えてますが、より痛みが生じないように、生理食塩水で洗うことを推奨しています。 生理食塩水は血漿浸透圧と同等な浸透圧を持ち、組織に対する刺激が少ないためです。 病院でよく行われているのが、点滴の生理食塩水に18G針を刺...
3月3日読了時間: 3分
認知症のBPSDに対する薬物療法の実践~認知症の行動・心理症状に対する薬物療法
施設入居時などに、環境が変わったことが契機となり、認知症の行動・心理症状(BPSD)がひどくなり、昼夜問わず暴れて手がつけられなくなる方がいます。当院では、施設の窓から飛び出してしまった方、介護者の首を絞めた方、ドアを蹴ったり椅子を投げたりした方を経験しています。...
3月2日読了時間: 2分
プレタールという薬~誤嚥性肺炎、認知症予防への期待
プレタールという薬は本邦から開発された抗血小板剤であり、この薬の第三相試験(その薬が本当に効果あるか、悪いことが起きないか実際の臨床で使用する試験です)において私もデータ処理などで関わった経験あり思い入れある薬です。その効果は、シロスタゾール(プレタール®)は抗血小板薬で、...
2月28日読了時間: 2分
在宅医療において患者さんが不穏・せん妄になったら
せん妄に関して薬物治療は、簡単ですが安易かつ患者さんの為にならない治療です。 脳外科医として働いていた頃に、クモ膜下出血で救命した患者さんがいました。 60歳代の患者さんで比較的若く自分で食事も食べれるし、自排尿なども自立しておりリハビリ病棟でリハビリ行った後に自宅退院とな...
2月26日読了時間: 3分
在宅医療: 転倒リスクを減らす提案#高齢者~在宅医療と抑制
高齢者の在宅医療において家族の負担となる一つの理由は、不穏などの症状です。 もちろん陽性症状として大声あげて外にでる、物を投げたりするなどの症状ある場合は、ある程度内服による管理必要と考えています。但し、少しふらつくからベッド上というのは高齢者の廃用を進めるものであり、好ま...

2月25日読了時間: 2分
終末期の課題:非がん患者の病態と対応策#~癌でない病気の終末期
終末期医療というととても寂しい響きですが、在宅医療においては避けて通れない医療です。例えばがん患者さんが、抗がん剤治療などの効果が望めず、それ以上の無理な治療をしないことなどは終末期医療として分かりやすいかと思います。 但し、非がん患者さんの終末期はもっと難しい医療です。例...
2月24日読了時間: 2分
高齢者の痛みを緩和:PMRとRS3PE症候群の治療法#高齢者の痛み
高齢者の関節の痛みにPMRという病態があります。 また次回以降にこの病態は詳説させて下さい。 高齢者には 関節の痛みや疲れ、だるさ、気分が優れないなどの症状と遭遇することが多々あります。 そうした症状にてRS3PE症候群という病態があります。 病態概念として...
2月23日読了時間: 2分
高齢者のせん妄対策~高齢者が夜間不穏になった場合
認知機能が低下した高齢者が入院すると、かなりの確率で不穏となります。そうした場合、安全の為抑制し薬にて鎮静します。こうした処置にて徐々に身体が弱っていき肺炎などを併発して寝たきりに移行する患者さんを沢山診てきました。在宅医療では、可能な限り不穏せん妄に関して薬物治療は控えた...
2月22日読了時間: 4分
高齢者の腰痛と圧迫骨折~高齢者の腰痛に関する注意点
加齢に伴い腰痛は、かなりの頻度で生じます。腰痛に関する話を始めると終わりなき世界となるため、ここでは脊椎圧迫骨折についてお話しさせて下さい。 脊椎圧迫骨折は高齢者によくおこる骨折の一つです。診断に関しては、病歴が重要です。 ①受傷機転脊椎圧迫骨折は典型的には...
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