栄養管理を科学する70~【逆流を防ぐには?】在宅での経腸栄養の工夫ポイント
- 賢一 内田
- 4月15日
- 読了時間: 1分

経腸栄養を行ううえで、**「逆流」や「誤嚥」**のリスクは常につきまといます。とくに在宅医療では、患者さんの姿勢や胃の状態によって影響を受けやすいため、日々の工夫がとても重要です。
🔍 逆流リスクを下げるためにできること
逆流を予防するためには、以下のような点に注意が必要です:
エネルギー量を減らす(一度に与える量を控えめに)
栄養剤のpHを酸性に保つ(胃内に近い環境を維持)
「カード化(凝固化)」しにくい性状にする
水先投与法を活用する(栄養剤投与の前後に少量の水を入れることでスムーズな流れを確保)
これらの工夫によって、胃内圧の上昇や食道への逆流を防ぎやすくなります。
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