2023年4月14日3 分褥瘡に対する体圧管理について褥瘡は、そもそも論で体位変換できない状態の部位に持続的に圧力がかかることにより生じます。なので、褥瘡治療に対し、湿潤療法を熱心行ったとしても、かかる圧力を減じなければ根本的にはいつまで経っても褥瘡はよくなりません。褥瘡予防のために頻回に体位変換するのは、言うは易しで非常に大...
2023年4月14日1 分がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する12癌疼痛のある患者にステロイド投与は推奨されるか?という問いに対して自身は禁忌ない限り全例で投与しております。 とりわけ悪液質に対して有効であり倦怠感、食欲不振などに著効します。 注意点としては、緩和領域にて用いられるステロイドは、浮腫の原因となるミネラルコルチコイド作用に乏...
2023年4月13日3 分 褥瘡に対する湿潤療法について病院勤務時代の術後の患者さんで、創部治癒遅延が予想される患者さんに対してはカラヤヘシブという被覆材を用いていました。とても有用な被覆材ですが高価であり、通常の薬局などで購入することができず褥瘡治療に援用することができません。褥瘡に対してはサランラップを用いて湿潤環境を保つ治...
2023年4月13日1 分がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 11癌疼痛のある患者に対してオピオイドにおける鎮痛補助薬のポイントとして下図のような治療薬があります。 私見ですが プレガバリンは膵癌の腹腔神経叢浸潤、脊髄神経-末梢神経圧迫に鎮痛補助薬は有効と考えています。そして副次作用としての眠気はミロガバリン<<プレガバリンと考えています...
2023年4月12日2 分褥瘡管理について~体圧管理と湿潤環境保持ついて褥瘡治療とは、軟膏の種類を変えてみたり、創傷被覆材を変えてみたりすることではありません。 褥瘡を治すには、「なぜ褥瘡ができるのか」、「傷(キズ)が治るということはどういうことなのか」といった、理論的な背景を知っておく必要があります。...
2023年4月12日1 分がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 10癌疼痛のある患者に対してオピオイド使用+αとして 抗うつ薬、抗痙攣薬、抗不整脈薬、ケタミンは推奨されるかという問いに対して オピオイドを増量しても十分な鎮痛効果が得られない or 有害作用により増量出来ない場合は➤弱い推奨となります。...
2023年4月11日2 分最後の場所を決める人は?2014年厚労省にてACP(Advance Care Planning)という言葉が提唱されました。人生会議という言葉でも代替され、人生の最期をどこで過ごすか?ということを事前に話合いましょう、という取り組みです。この取り組みの中で、人生の最期を家でという希望が6割以上とい...