2023年4月11日2 分最後の場所を決める人は?2014年厚労省にてACP(Advance Care Planning)という言葉が提唱されました。人生会議という言葉でも代替され、人生の最期をどこで過ごすか?ということを事前に話合いましょう、という取り組みです。この取り組みの中で、人生の最期を家でという希望が6割以上とい...
2023年4月11日1 分がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 9呼吸困難の時の緩和ケアをUp Dateしましょう。 抗不安薬・オピオイド・ステロイドの3点セット!(内服困難時はミダゾラム注も) ただし、在宅にてミダゾラムの使用は、まだまだ難しいのが現状です(どこから調達しで、だれが管理するかという問題において)。...
2023年4月10日2 分入院すると認知症が悪くなる?それまで日常生活において特段問題なかった患者さんが入院により、認知機能障害が顕在化することがよくあります。認知症という言葉は、非常に一般的ですが、この病気は様々な特徴ある病態により病名が異なってきます。また症状においても中核症状と周辺症状と呼ばれる病状です。周辺症状は...
2023年4月10日1 分がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 8高度腎機能障害のある患者において、どのオピオイドを使用すればよいか? 在宅医療において高齢者が対象となる場合が多く、腎機能不全の患者さんにオピオイドを使用しなければならない時があります。 ➤こうした場合、高度腎機能障害のある患者(eGFR30未満)の癌疼痛患者においては...
2023年4月9日4 分在宅医療における糖尿病治療の問題点糖尿病は放置すると様々な病気を引き越します。透析へ移行する慢性腎不全の一番の原因は糖尿病性腎症です。また心筋梗塞や脳梗塞などの血管障害の原因ともなる病気です。また高齢者では軽症の糖尿病においても感染などを契機に糖尿病性のケトアシドーシスが起こり、大変重症な病態となることがあ...
2023年4月9日1 分がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 7フェンタニル口腔粘膜吸収製剤(ROO:Rapid Onset Opioid)について詳しく説明します。 ROOにはアブストラル舌下錠,イーフェンバッカル錠は下図の様に内服します。末期がんにおいて内服困難となった状況でも使用可能な薬剤となります。...
2023年4月8日2 分一般臨床医が認知症治療薬をどの様に使うべきか科学的認知症診療 5Lessons | 小田 陽彦 |本 | 通販 | Amazon 認知症診療に関する記載として、非常に有用な本です。そしてこの筆者の最も言いたいところは、「一般臨床医は抗認知症薬を使わないのが基本」だと思います。この意見には、非常に同意します。病院勤務時...