疼痛やそのメカニズム概略の次に様々な治療が奏功しない疼痛において脊髄刺激療法が上手くいく病態の説明をしていきます。
複合性局所疼痛症候群
大変難しい病名ですね。
具体的には組織損傷後に創傷治癒後も強い痛みが遷延する状態を指すものであり
原因不明で多彩な病態を含む=単一疾患でなく『CRPSという状態』と捉えるべきです。
骨折や捻挫、手術をきっかけに発症(従来の反射性交感神経性ジストロフィー)します。
何らかの外傷、侵襲にて痛みのみが持続する場合です。
持続痛が主でアロディニアや痛覚過敏を伴う
診断としては、疼痛部位に浮腫認める時期あり、皮膚爪の萎縮性変化、自律神経障害(皮膚血流の変化・発汗異常)を認めます。
脊髄刺激療法(SCS)はCRPSに有効性を示す数少ない治療と考えられています。
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