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がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 9

呼吸困難の時の緩和ケアをUp Dateしましょう。

抗不安薬・オピオイド・ステロイドの3点セット!(内服困難時はミダゾラム注も)

ただし、在宅にてミダゾラムの使用は、まだまだ難しいのが現状です(どこから調達しで、だれが管理するかという問題において)。

①オピオイドに関してはモルヒネ(コデイン)が原則です。

②ステロイドに関しては、デキサメタゾン、ベタメタゾン2-8mg/朝食後、内服困難時は、生食50mlにて静注or皮下注

③抗不安薬に関しては、アルブラゾラム(0.4mg)、ロラゼパム(0.5mg)1回1錠、定時は1日3回まで

④抗不安薬内服できない場合においてミダゾラム持続投与したい場合は2.5mg/日から開始5-7mg/までの投与が適切です。

*抗不安薬はモルヒネなどのオピオイドと併用することで、呼吸困難の緩和が期待できます

*呼吸困難に対するミダゾラムは、呼吸抑制を伴う過鎮静に注意が必要です。ICUなどでミダゾラムの使用経験が必須と個人的には考えております。

#さくら在宅クリニック

#がん緩和ケア

呼吸困難の緩和ケア

#在宅医療医に必要ながん治療に関する知識

#逗子、葉山、横須賀市、鎌倉市、横浜市の在宅医療

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