2023年2月10日2 分漢方エトセトラ人は認知機能が衰えると怒りっぽくなります。例えとして不適切かもしれませんが、ブレーキ性能が下がるのでしょう。こうした時によく使用する漢方に抑肝散という漢方があります。この漢方は不安神経症にも効きます。 印象的なエピソードとして、国内で最も高いシェア誇る化粧品会社の人事部長の...
2023年2月9日1 分認知症を科学するさて、ここから本題に入らせて下さい。認知症の治療薬が科学的に効果あるとするためには ①臨床的に意味ある効果ある×②認知症の中核症状に効果ある という2つの要件を満たすことが必要です。 そして上記資料が示すように、試験は全くうまくいかず161試験にて、効果判定が示せたのです。...
2023年2月9日2 分胃薬の功罪高齢の患者さんはポリファーマシーと呼ばれ沢山の薬を飲んでます。日本人は病院が好きであり、薬が好きです。そして患者さんが飲んでいる薬の代表として胃薬があります。その一つプロトンポンプ阻害薬(PPI)は胃酸の分泌を抑える胃薬です。...
2023年2月8日1 分認知症を科学する認知症の早期における診断は極めて難しく、不要な薬物療法は厳に控えるべきと考えます。とりわけレビー小体型認知症の早期診断は難しいと考えるべきです。 #在宅医療 #高齢者認知症治療 #認知症の診断の正確性 #レビー小体型認知症 #認知症治療の真実 #抗認知症薬の効果の科学的根拠...
2023年2月8日2 分壊死性筋膜炎を見逃すな!脳外科医として病院勤務していた頃、脊椎の手術も行っていました。 特に静岡での勤務時代には整形外科医で高名な脊椎外科の先生が脊椎センターを立ち上げ、その末席で脳外科医として週1回の外来と年間で40-60件程度の脊椎の手術をしておりました。ただ、外来の大半は腰痛の患者さんなので...
2023年2月7日1 分認知症を科学する上記資料は本邦で行われた認知症専門医による患者数及び疾患頻度に関する調査です。 このデータが示すのは、あまりに疾患に地域偏在性があるということです。 しかし同じ日本人において、これほど差がるとは考えられず、認知症専門医においても如何に正確な診断が難しいかの逆証明であるとも考...
2023年2月7日2 分高齢者の褥瘡高齢者の在宅医療において褥瘡というのは大きな問題となります。自身で身体の向きを変えられない+栄養状態の不良により皮膚が腐る(医学的には少し不適切ですが、一般の方の理解の為にあえて、こう表現します)。こうした褥瘡含めた傷に対して以前は消毒とガーゼでした。私も研修医の頃の至上命...