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高齢者への風邪薬処方に注意!抗ヒスタミン薬の危険性とは

一般的に風邪にはPL顆粒(総合感冒薬)がよく処方されると思いますが、この薬は高齢者には特に危険です。PL顆粒1g(1回分)にはプロメタジンメチレンジサリチル酸塩という副作用が多いため今ではあまり使われなくなった第一世代の抗ヒスタミン薬が13.5mg入っています。この量は、主に鎮静作用を期待して使用される「ピレチア5mg錠」の2錠分にあたります。そのため過鎮静が起こる可能性があります。また、抗コリン作用によるせん妄、尿閉などが起こる可能性もあります。

私は、風邪に対しては漢方薬を処方しています。特によく処方しているのが、コタロー麻黄附子細辛湯エキスカプセル です。麻黄附子細辛湯はその名の通り、麻黄、附子、細辛の3種類の生薬から構成されています。麻黄には発汗作用、鎮咳作用があり、附子、細辛には体を温める作用があります。

「体力が虚弱(虚証)」「手足に冷えがある(寒証)」の方に合っているので、高齢者に適しているのです。

ツムラのでもよいのですが、コタローはカプセルなので飲みやすさを考え、こちらを出すことが多いです。用法用量は6C 分3 食前です。


You Tubeにて在宅診療の知識を学んでみませんか?☟より


#高齢者への風邪薬

#抗ヒスタミン薬の危険性

#麻黄附子細辛湯


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