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認知症治療におけるアリセプトの限界と可能性

アリセプトは、神経伝達物質のうち、アセチルコリンの働きを良くします。これによって短期記憶障害を改善されます。しかしアリセプトの本来の作用は、短期記憶障害の改善だけではないと私は考えます。アリセプトは、短期記憶障害以外にも改善が確認される場合が珍しくない。MCI(軽度認知機能障害)の段階で使うと、著明に改善する場合が珍しくありませんしかしアリセプト使用経験ある方には分かるかと思いますが、アリセプトの短期記憶障害の改善作用は長続きしない事が多いことです。1年もすると、飲み始める前より短期記憶障害が進行して来ることがほとんどです。そしてアリセプトには使いにくい側面があります。アリセプトには下痢や軽い消化器症状以外問題となる副作用はない。下痢や消化器症状も少量から慣らしていけば、ほとんど問題にならないとされています。それはアリセプトによる易興奮性です。

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