まず、認知症という病気は存在しません。
これは、あくまで言葉の定義上の問題ですが、認知症は症候群です。分かりやすく言えば認知症は、様々な病気から成立する病態を含めた病気と定義されます。
ICD-10という国際傷病分類の定義を紐解きますと上記資料のように記されています。
そして認知症はアルツハイマー病とは同義では、ありません。
しかし一般的にアルツハイマー病と同義語で扱われることが、多いのです。
その理由としてアルツハイマー病の患者さんは、資料にあるように激増してます。
いくら超高齢化社会と言っても、増え方がおかしいのはアルツハイマー病です。
この増えた理由に関して、次回以降説明させて下さい。
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