褥瘡を科学する3~【褥瘡ケアの要】浸出液をコントロールするドレッシング材の役割とは?
- 賢一 内田
- 4月18日
- 読了時間: 1分

褥瘡治療において、**「浸出液の適切な管理」**は非常に重要です。その鍵を握るのが、**吸収・保持機能に優れたドレッシング材(被覆材)**です。
🔍 浸出液を「吸って・保つ」ドレッシング材
資料にも示されているように、褥瘡用の被覆材には以下のような特徴があります:
余分な浸出液を貯めこまず、創面を清潔に保つ
優れた吸水性により、湿潤環境を維持
深さのある創にも充填できる柔軟性
こうした性能を備えた被覆材を使うことで、創の治癒を促進し、感染リスクの低下にもつながります。
近年、在宅医療の現場でも以下のような製品の使用が広がっています:
アルジサイト銀(抗菌効果も兼ね備える)
カルトスタット(アルギン酸塩を主成分とし、吸収性◎)
ソーブサン(創の深さに対応しやすい柔軟性あり)
📺 内田賢一のYouTubeチャンネルでは、これら被覆材の特徴や使い分けのポイントを、在宅医療の現場経験に基づきわかりやすく解説しています。
🔗 詳しくはこちら:さくら在宅クリニック(逗子市)公式HP
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