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褥瘡に対する湿潤療法について

  • 執筆者の写真: 賢一 内田
    賢一 内田
  • 2022年6月2日
  • 読了時間: 1分

褥瘡に対してガーゼ保護する意味は無い!ということは度々触れてきました。自身も手術後の創部に対して、創部の治癒閉鎖を心配される症例に対してはカラヤヘシブという創傷被覆材を用いていました。但し、この被覆材は高価であり薬局などで購入できるものでないのが難点です。そこで一般的に使用できる被覆材としてプラスモイストという被覆材があります。創傷被覆材として必要とされる要件は、乾燥させず、浸出液を吸収するとことにあります。こうした点において、プラスモイストは、傷の浸出液を適度に吸収し、傷を乾燥させず、湿潤治療ができる材料であり非常に適しています。湿潤治療とは、傷が早く、きれいに治る治療法です。さらにアマゾンなどでも購入できるプラスモイストと固定材がセットになった便利な商品が存在します(救急ばんプラスモイストです)。感覚的には湿潤療法できるバンドエイドと考えてもらえばよいでしょう。湿潤治療ができる絆創膏として、救急ばんプラスモイストをお勧めします。

写真は逗子在住山内明徳様撮影

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