精神疾患を科学する 在宅医療で関わる精神疾患について37~せん妄って知っていますか?急な混乱は、認知症とは違うことが多く、「体からのSOS」のサインかもしれません。
- 8月4日
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せん妄って知っていますか?
急な混乱は、認知症とは違うことが多く、
「体からのSOS」のサインかもしれません。
「せん妄」とは
せん妄は、急に(とくに夜間に)頭が混乱し、時間や場所がわからなくなったり、落ち着かず動き回ったりする状態です。 記憶にも影響するため、本人はあとで「覚えていない」ことが多いのが特徴です。
たとえば、入院中の高齢の方が、深夜に「もう家に帰る、迎えが来ている」と言って歩き回る――といったことが典型例です。 昨夜あれほど騒いでいたのに本人はまったく覚えておらず、ご家族が「急にボケてしまったの?」と驚かれることも少なくありません。
認知症とは「違う」ものです
せん妄は認知症と間違われがちですが、性質が異なります。ここが大切なポイントです。

起こりやすい「4つの条件」



よかれと思って市販の睡眠薬などを使うと、せん妄をかえって悪化させてしまうことがあります。 落ち着かせる薬が必要な場合もありますが、それは医師が状態を見て判断するものです。 お薬を自己判断で足したり・やめたりせず、まず医療者に相談してください。
💡
せん妄は、ご家族にとってもとてもつらく、疲れる状態です。でも多くは一時的で、原因に対応すれば落ち着いていきます。 「急に様子がおかしい」と感じたら、認知症と決めつける前に、まず医療者に相談してください。
在宅医療の現場から
住み慣れたご自宅は、環境の変化が少なく、せん妄が起こりにくく・落ち着きやすい場所でもあります。 さくら在宅クリニックでは、ご自宅で急な混乱のご相談をお受けし、背景にある体の原因(感染・脱水・薬など)を探して対応し、環境の整え方も一緒に考えます。 夜間の混乱でご家族が疲れてしまう前に、どうぞご相談ください。
さくら在宅クリニック神奈川県・逗子葉山エリアの訪問診療




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