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先生あとどれくらいですか?~家族から聞かれる質問に対して

患者さんの家族からよく聞かれる質問に「先生あとどれくらいですか?」という質問があります。そうした時「患者さんは最後最期まで聞こえてますから、そばに居てあげて下さい」と言うようにしてます。ただし、医学的にはある程度の時間を予測することができます。これにより家族の心の準備と最後に会わせたい方などを呼ぶなど最期の時間が悔いの無いものにすることもできます。血圧などは徐々に下がってきますが、これは予測としては不適切です。収縮期血圧が60-80台で1週間以上などもよく経験されます。死亡直前と看取りのエビデンス | 書籍詳細 | 書籍 | 医学書院 (igaku-shoin.co.jp)から

死前喘鳴 5.7時間、下顎呼吸 7.6時間、チアノーゼ 5.1時間、橈骨動脈触知不可 2.6時間

私自身は下顎呼吸が出現したら、家族などに集まってもらうようにしています。しかし、死亡直前に必ずこういった徴候が現れるとも限らず、約2割の方は急な病態の変化で亡くなります。

逗子、葉山、横須賀、鎌倉を撮影される山内様の写真です

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前回運動による認知症予防効果について触れたのですが、逆の研究結果がBMJ. 2017 Jun 22;357に掲載されています。 内容は認知症を発症した患者とそれ以外の参加者の間で、追跡期間中の1週間あたりの総運動時間、低強度の運動をした時間、中~高強度の運動をした時間を比較すると、診断の9年前から認知症患者の運動時間は減少し始め、認知症と診断されなかった人々との差は、それ以降有意になった。診断の9

運動と認知機能の関係について

アルツハイマー型認知症治療薬「アデュヘルム」のニュースが駆け巡りましたが、治療効果、治療適応、費用などまだまだ夢の薬でないというのが実感です。自身、年齢と認知機能のギャップのある方には、個人的によく3つの質問を20年近くしています。それは職業、食の指向、そして運動習慣です。福井や静岡など都会型の生活でない環境の患者さんを多く見てきた印象ですが、やはりよく身体を動かし、健やかな食生活してバランスよく

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