top of page

人生の最期を決める時の重要なこと~食べることについて①

高度成長期にスーパーという概念を日本に普及させたダイエーの創立者である中内功さんは、強烈な戦時体験をしています。南の島で補給が絶たれた戦況で銃弾でなく、飢餓や病に仲間が倒れていく中で、命を繋ぎとめた思いとして「日本に帰りすき焼きを食べたい」という思いだったそうです。そして、在宅医療おいても食べるという欲求と行為はとても重要と考えます。人はだんだんと食べれなくなります。食べれなくなったら、どうするかは意思決定できる際に確認しておくべきと考えます。具体的には、まだ食べられている患者さんは

・亡くなるとき、食べれなくなる時どうしたいか

・最後まで食べたいか

・亡くなるまで、楽な方がよいか。多少しんどくてもできる限り命をつなぎたいか

すでに人口栄養を行っている患者に対しては

・今の状態は維持していたいという、良いと思える状態か

・水分や栄養は身体で処理できているか

次回、これらに対し少し深堀していいます

You Tubeにて在宅診療の知識を学んでみませんか?☟より

#在宅医療

#人生の最期を決める時の重要なこと

#内服が難しくなってきたら

#逗子、葉山、横須賀、鎌倉在宅医療

在宅医療 | さくら在宅クリニック | 逗子市 (shounan-zaitaku.com)さくら在宅クリニックは逗子、葉山、横須賀、鎌倉の皆さんの健康と安心に寄与して参ります

逗子、葉山、横須賀、鎌倉を撮影される山内様の写真です

 

最新記事

すべて表示

介護保険と医療保険の違い

自身、勤務医時代に介護保険と医療保険の明確な違いを理解できていませんでした。以前の施設で勤務していた時にデータ整理の際に10年間で約1万人の脳卒中診療に携わり、7千人の脳梗塞患者を診ていたことを知りました。その中でかなりの患者さんが介護申請を行い、施設ないし自宅へとしていた...

薬剤性パーキンソニズムの注意点

パーキンソン病は、中脳黒質のドパミン神経細胞の変性を主体とする進行性の疾患です。診断に関してはMIBG心筋シンチグラフィーと呼ばれる、心臓の交感神経の状態を診る検査を行う場合もあります。これは、MIBG(メタヨードベンジルグアニジン)というノルエピネフリン(ノルアドレナリン...

Comments


bottom of page