top of page

人生の最期を決める時の重要なこと~在宅医療と食事の重要性

高度成長期にスーパーという概念を日本に普及させたダイエーの創立者である中内功さんは、強烈な戦時体験をしています。南の島で補給が絶たれた戦況で銃弾でなく、飢餓や病に仲間が倒れていく中で、命を繋ぎとめた思いとして「日本に帰りすき焼きを食べたい」という思いだったそうです。そして、在宅医療おいても食べるという欲求と行為はとても重要と考えます。人はだんだんと食べれなくなります。食べれなくなったら、どうするかは意思決定できる際に確認しておくべきと考えます。具体的には、まだ食べられている患者さんは

・亡くなるとき、食べれなくなる時どうしたいか

・最後まで食べたいか

・亡くなるまで、楽な方がよいか。多少しんどくてもできる限り命をつなぎたいか

すでに人口栄養を行っている患者に対しては

・今の状態は維持していたいという、良いと思える状態か

・水分や栄養は身体で処理できているか

次回、これらに対し少し深堀していいます

#在宅医療

#人生の最期を決める時の重要なこと

#内服が難しくなってきたら

#逗子、葉山、横須賀、鎌倉在宅医療

在宅医療 | さくら在宅クリニック | 逗子市 (shounan-zaitaku.com)さくら在宅クリニックは逗子、葉山、横須賀、鎌倉の皆さんの健康と安心に寄与して参ります

逗子、葉山、横須賀、鎌倉を撮影される山内様の写真です

 

最新記事

すべて表示

認知症のBPSDに対する薬物療法の実践~認知症の行動・心理症状に対する薬物療法

施設入居時などに、環境が変わったことが契機となり、認知症の行動・心理症状(BPSD)がひどくなり、昼夜問わず暴れて手がつけられなくなる方がいます。当院では、施設の窓から飛び出してしまった方、介護者の首を絞めた方、ドアを蹴ったり椅子を投げたりした方を経験しています。...

抗血小板剤の効果と副作用を徹底解説!プレタール®の魅力とは? #プレタール #薬剤

プレタールという薬は本邦から開発された抗血小板剤であり、この薬の第三相試験(その薬が本当に効果あるか、悪いことが起きないか実際の臨床で使用する試験です)において私もデータ処理などで関わった経験あり思い入れある薬です。その効果は、シロスタゾール(プレタール®)は抗血小板薬で、...

Comments


bottom of page