top of page

一般の方向けの認知症勉強会を4.28開催させて頂きます


2022.4より 訪問診療専従クリニックを開設させて頂きました内田賢一と申します。

手術以外の脳外科医としての臨床は、高齢の患者様の慢性期疾患を診る日々でした。

認知症、心不全、糖尿病、排尿障害、肺炎、褥瘡等々 これらの時間は振り返ると在宅診療の基礎体力をつけるのに十分な経験を頂いたと感謝しております。

そして、いくら机上の勉強をしても決して優秀な臨床医にはなれず、患者さんが教えてくれる日々でした。

実際の臨床は想定外の連続であり、見たことも聞いたことないが日々起こり誰も助けてくれない中で解を見つけることは、なにものにも代えられない瞬間であり、これらを患者さんから沢山頂きました。

これからも「24時間365日徹底抗戦」の中で、キラッと光る瞬間を見つけるべく、新しい世界に飛びこめたらと思っております。

こうした僕の思いが患者さんとその家族の福音となるように、これからも診療を行ってまいります。

前置き長くなりましたが3月に認知症の勉強会開催させて頂き、良い報告受ける反面、少し専門的過ぎるという意見も頂きました。

今回は、認知症をどの様に予防できるか?というテーマで、一般の方々、とりわけ認知症が心配な高齢者を念頭にお話しさせて頂けたらと考えております。



0件のコメント

最新記事

すべて表示

膀胱留置カテーテルの管理と抗生剤投与~感染と定着の違い

症例:90代で施設入居中 尿閉で約3年前から膀胱留置カテーテルが挿入されてる患者さんに、当院の訪問診療が始まりました。 施設に確認したところ、今まで2週間ごとにカテーテル交換がされていました。交換の度に尿培養検査が行われ、細菌が検出されると、抗生剤が処方されていました。...

高齢者救急の難しさ: 非典型症状への対応 #高齢者 #救急

高齢者救急が難しいのは、高齢者は症状が非典型的であったり、認知症があるとうまく症状を訴えられないなどの点にあります。 例えば、高齢者の肺炎では約1/3で咳や発熱がなかったりします。咳や熱がないからと言って、肺炎は否定できないのです。...

Comments


© 2021 湘南在宅研究所 All Rights Reserved.

情報通信機器を用いた診療の初診において向精神薬を処方しておりません

bottom of page