一緒に働く仲間の在宅医療への想いを更新しました。
- 賢一 内田
- 10月25日
- 読了時間: 4分

──さくら在宅クリニックに新しい仲間が加わりました──
このたび、私たち「さくら在宅クリニック」に新たな仲間が加わりました。脳外科・救急科・総合診療・看護・事務・アシスタントなど、多様な専門性を持つスタッフが、「患者様第一」の想いを胸に、地域の在宅医療を支えています。今回は、その一人ひとりの“在宅医療への想い”をご紹介します。
■ 永峯 医師
― 人生の大切な時間に寄り添う責任 ―
「老い」と「病」、そして「死」。そのどれもが人生の一部。だからこそ、穏やかな時間を共に過ごしたい。
訪問診療の現場では、医療だけでなく、患者様やご家族の想いに深く触れる瞬間が多くあります。永峯先生は、医師として「謙虚な心を持ち、一人ひとりの思いに耳を傾けること」を大切にしています。
「在宅医療とは、患者様とご家族の歩みに寄り添いながら、一緒に時間を重ねていく医療です。」
■ 岸野 医師
― 救急から在宅へ。すべての命に向き合う“総合力”を ―
救急科専門医として長年、救命救急センターで重症患者を支えてきた岸野先生。「どんな患者さんにも対応できる医師でありたい」という思いから在宅医療へと舵を切りました。
「急変時も、穏やかな時間も、すべてがその人の人生の一部。その一瞬一瞬に誠実でありたい。」
救急現場で培った判断力と対応力を活かしながら、“その人らしい医療”を地域の現場で実践しています。
■ 青木 事務長
― 「訪問診療の“現場の空気”をつくるのが、僕の仕事です。」 ―
「医療って、突き詰めると『私たちは何のために存在しているのか』という問いに行き着きます。」
青木事務長が語るのは、在宅医療の“空気”づくり。単に事務として支えるのではなく、チーム全体が安心して力を発揮できる環境を整え、地域に“信頼の循環”を生み出すことを使命としています。
「診療のたびに、処方箋と一緒に“安心”や“信頼”をお渡しできているか――そんなことをいつも自問しています。」
在宅医療はまさに“医療の総合格闘技”。身体の病気だけでなく、認知症、心の問題、社会的孤立など、抱える課題は人それぞれです。だからこそ青木さんは、「真正面から、逃げずに寄り添う」ことを大切にしています。
「医療の本質は、技術よりも信頼。相手の話を聴き、気持ちを受け取る――それができなければ、“その人らしさ”には近づけません。」
さらに、チームプレーを何よりの強みと語ります。医師・看護師・アシスタント・事務・訪問看護・介護・ケアマネ・歯科・リハビリ・マッサージ──。多職種が一つのゴールを目指して支え合う、その力こそが「さくら在宅クリニックの底力」だといいます。
「目指しているのは“訪問診療の頂(いただき)”。派手なことはできなくても、誠実で地に足のついた医療を続けていく。それが僕の誇りです。」
■ 長野 診療アシスタントリーダー
― “患者様第一”を支える、チームの力を信じて ―
幼稚園・薬局・歯科医院を経て、「もっと人の心に触れられる仕事がしたい」と在宅医療の世界へ。患者様やご家族の「ありがとう」が、仕事の原動力だと語ります。
「在宅医療は、人の温かさに触れる仕事。ありがとうの言葉が、私たちの最高の報酬です。」
リーダーとしてチームを支え、女性が多い現場でもライフステージに応じて柔軟に働ける職場づくりを推進。制度や仕組みだけでなく、「助け合える雰囲気」を何より大切にしています。
■ 最後に
在宅医療は、ひとりではできない仕事です。医師、看護師、アシスタント、事務、訪問看護、ケアマネジャー、介護職、薬局、リハビリスタッフ──。多職種が互いに支え合いながら、患者様とご家族の「その人らしい暮らし」を守っています。
私たちはこれからも、「Living at home, living my own life」──自宅で自分らしく生きる人生を支える医療を、地域の中でチーム一丸となって届けていきます。
🌸 さくら在宅クリニックでは、一緒に地域医療を支える仲間を募集しています。
患者様と向き合い、チームで支え、心を込めて寄り添う医療に共感してくださる方、ぜひ私たちと一緒に歩んでいきませんか。




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