パーキンソン病の身体所見として最も有名な振戦について
その特徴は下記のようにまとめることができます
・母指の振戦は、丸薬まるめ運動と表現される
・静止振戦は、姿勢時振戦、両者の混在など様々なパターンがある
・静止振戦は、パーキンソン病に比較的特徴的である
・姿勢保持から振戦が出現するまで10秒程度の潜時がある ・re-emergent tremorはパーキンソン病に特徴的である
・顎が震える場合は、縦に震える“yes-yes type”が多い
・通常左右差がある
・パーキンソン・プラス症候群では振戦が目立ちにくい
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