
特異的腰痛(診断と治療方針が明快な腰痛)に関しては、ここでは敢えて取り上げない予定です。日常診療で困っているのは非特異的腰痛と考えます。これに関してエコーによる筋膜評価は非常に有用です。
筋膜が厚くなる局所変化は慢性腰痛のある群では
腰痛のない群に比較し25%厚いと報告されています。これは腰痛に限らず、肩こり、頭痛などもエコーで観察でき、ハイドロリリースの効果に私自身が驚き、はまっていった大きなきっかけでした。機序として考察されているのは
ヒアルロン酸の粘性低下⇒筋肉と筋膜の滑走性低下⇒筋膜性疼痛です。
次回以降は、「ヒアルロン酸って、そもそも何?」ということを深堀していきたいと考えてます。You Tubeにて在宅診療の知識を学んでみませんか?☟より
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