ここで、少しだけがん治療の歴史とりわけ抗がん剤の変遷について少しだけ述べさせて下さい
まず抗がん剤は第二次世界大戦の毒ガス治療に始まります
それは化学兵器ナイトロジェンマスタードガス➤粉末です
次にホルモン剤として
1938年の合成エストロゲン➤前立腺がん
1969年のタモキシフェン➤乳がん
が開発されます。
そして分子標的薬として1988年に
合成ATRA(all-trans retinoic acid)➤急性前骨髄性白血病治療薬
チロシンキナーゼ抑制薬(小分子):イマニチブ➤CML
抗体薬(大分子):リツキシマブ➤リンパ腫
トラスツズマブ➤乳がん
などが上梓されます。
そして免疫療法として免疫チェックポイント阻害薬 ニボルマブが登場します。
1990年代~最近まで『免疫療法は効かない』とされていました。
効かないものとして
現時点においてもLAK細胞、樹状細胞、NK細胞、がんワクチンは科学的には効果は立証されておらず、新たな世代が研究中です。
一部効くものは
BCG膀胱内注入➤膀胱がん
1992年大量インターロイキン2➤胃がんと黒色腫
1997年イディオタイプワクチン療法➤low-grade 非ホジキンリンパ腫
1997年モノクロナール抗体薬➤様々ながんに標準
2000年同種造血幹細胞移植➤腎がんと黒色腫
2010年樹状細胞療法➤前立腺がん(国内未承認)
そして1990年代~最近まで『免疫療法は効かない』とされていましたが
2012~『免疫療法は効く』と大きくパラダイムシフトが起こりました
具体的には免疫チェックポイント阻害薬としえt
ニボルマブ(オプジーボ)➤国内承認:悪性黒色腫 非小細胞肺癌 腎細胞癌
頭頸部癌 胃癌 ホジキンリンパ腫
ベンズブロリズマブ(キイトルーダ)➤肺癌 黒色腫 ホジキン 胃癌 頭頚部癌
アテゾリズマブ(テセントリク)➤肺癌 尿路上皮癌 腎癌 乳癌 卵巣癌
CAR-T細胞(chimeric antigen receptor T-cell)療法➤急性白血病 悪性リンパ腫
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