では、持続鎮静に関して在宅医療に限らず専門家達はどんなスタンスで行っているのでしょうか。amano J, et al. J Pain Symptom Manage. 2018; 55:785-791.にょりますと
予後数日のがん患者の治療抵抗性の苦痛に持続的な深い鎮静を行う場合
徐々に増量して 結果として深昏睡になるときとならないときがある
=原則的にProportional sedationを行い、Sedation to unconsciousnessは非常に限られた場合に行う 83%
という結果でした。
最初から深い鎮静を企図する(短時間に深昏睡にする)
=原則的にSedation to unconsciousnessを行う 17%
でした。自身の経験から照らしても少しずつ鎮静を深くして適正な鎮静度 RASS-1程度を探すのが一般的と感じています。
具体的な鎮静方法は下記のようなステップにて行っています。
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