がんの皮膚浸潤に伴う悪臭について(乳がん,頭頚部がん,皮膚がん)
原因は
腫瘍の自壊+皮膚常在菌からの揮発物質(アミン、カタベイン、イソ吉草酸、酪酸)
➤悪臭を取るためには、腫瘍の自壊部分を取り除き、洗浄+原因菌を除去していく必要があります。
処置方法として
①処置前にオピオイド内服
②洗浄(できれば生理食塩水、石鹸を使用)
③除菌(メトロニダゾール軟膏、ダラシン軟膏、ロゼックス軟膏)
④出血・浸出液防止(モーズ軟膏)
⑤創傷被覆材の選択(吸収力の高い皮膜材+活性炭シート、カテキン含有シート)
⑥パウチングで蓋をする(ストマパウチ)
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