2022年12月7日2 分褥瘡に関する革命~湿潤療法+栄養改善脳外科医として勤務医をしていたころ、創部感染の問題は時起こっていました。脳卒中患者の褥瘡も頭を悩ませる問題です。研修医の頃は、毎朝傷を消毒してガーゼ交換することが至上の命題であり、唯一の病院内での存在意義でもありました。そうした頃に創処置に革命的な本が出版されました。...
2022年12月6日1 分心不全を科学するHFpEFの疫学をざっくりと説明いたします。 65歳>のHF(心不全)の70%以上はHFpEFとされています。 HFpEFはHFrEFと比較して毎年10%ずつ増加。 高齢化、肥満、メタボ、DMの有病率増加が原因であり、今後も増加していくとされています。 在宅医療 |...
2022年12月6日3 分不定愁訴に関する考察勤務医時代に私と同世代の方が、めまいがする、足ジンジンする、耳鳴りがするので調べて欲しいと外来に来られてました。私自身、体調不良というものを現在まで殆ど経験したことがなく、正直型通りの画像、検査などにて問題ありませんとしておりました。ただ、こうした患者さんの多くが食生活に少...
2022年12月5日1 分心不全を科学するEFの保たれた心不全(HFpEF)って何?まず、正常な人の心臓は左室に10入り、大動脈から10駆出する状態です。心不全とは、一般的に左室のポンプ失調を示すものであり10入り、6しか駆出できないポンプ=エンジンの不全と考えます。EFとは心臓にどれだけ入り、どれだけ駆出できるか...
2022年12月5日1 分先生あとどれくらいですか?~家族から聞かれる質問に対して患者さんの家族からよく聞かれる質問に「先生あとどれくらいですか?」という質問があります。そうした時「患者さんは最後最期まで聞こえてますから、そばに居てあげて下さい」と言うようにしてます。ただし、医学的にはある程度の時間を予測することができます。これにより家族の心の準備と最後...
2022年12月4日1 分心不全患者さんの予後は?心不全患者さんの予後は?心不全患者さんの予後は、以前と比較して明らかに改善しています。これが示すことは、心不全治療の確立につれて心不全の予後は改善してきており、正しい適切な標準治療を行うことが重要ということです。在宅医療 | さくら在宅クリニック | 逗子市...
2022年12月4日2 分高齢者の運転に関して神奈川県茅ケ崎市で90歳の女性が交差点で4人をはね、死傷させるという事故が起こりました。また、池袋でも同様に90歳の男性が死傷させる事故が起こりました。高齢者によるアクセルとブレーキの踏み間違いや、高速道路の逆走などによる重大事故のニュースがたびたび報道されます。また交通事...
2022年12月3日1 分心不全を科学する心不全の身体所見として内頚静脈の怒張とは?右内頚静脈は右房と連続しており、静脈弁がないので右房圧と直結します。右心房から胸骨柄まで5cmです。凡そ頸部内頚静脈は胸骨柄から5cm程度で視認できますので、内頚静脈の怒張=中心静脈圧10cmH2Oと評価できます。 在宅医療 |...
2022年12月3日2 分身体抑制に関する同意書勤務医時代に入院に際して全例取させられていたのが、身体抑制に関する同意書でした。これは手術あとに、麻酔の影響などにより前後不覚となる場合が往々にしてあり、これを取得することはある程度、理に適っていると思います。但し、脳卒中を主に治療していると当然、高齢者が治療対象のメインと...
2022年12月2日2 分膝関節注射の方法膝関節注射(ヒアルロン酸注射)の方法について解説します。 ①膝は伸展位とします。伸展位では、膝蓋骨が動くようになるので注射するスペースができます。 ②膝蓋骨の位置を指で触って確認します(写真の〇)。 ③膝蓋骨を動かしながら、膝蓋骨の裏のスペースに注射できるように、刺入点を決...